40歳を過ぎてから、胸焼けをすることが多くなりました。
食べ過ぎて胃もたれ、というのとはまた違う気がします。
吐き気がひどいので^^;
そこで、胸焼けを治す方法など詳しく調べてみることにしました。
目次
胸焼けの原因は?
まず、なぜ胸焼けが起こるのか?ということですが、身体が正常な状態だと、胃液で食道が傷つかないように食道と胃との境目にある下部食道括約筋という筋肉が逆流を防いでくれています。
しかし、ストレス、肥満、妊娠によるお腹の圧迫、加齢などによって、食道を逆流から守ってくれる身体の仕組みが弱まってしまったり、胃酸が増え過ぎることで起こる胃酸過多により胃液が逆流してきてしまうとされています。
胸焼けの原因として考えられることは…
1.逆流性食道炎・心臓病になっている可能性
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逆流性食道炎とは、酸性の胃液や胃で消化される途中の食べ物が食道に逆流してしまい、食道が炎症を起こすことで胸焼けや胸の痛みなどの症状が生じてしまう病気です。
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胸焼けの症状が出る病気としては心臓病の1つである狭心症という病気があります。
狭心症は心臓の筋肉へ向かうはずの酸素が不足するために起こる胸の痛みや圧迫感、胸の不快感などの症状があります。
胸の痛みが続くようであれば病院を受診することをオススメします。
2.暴飲暴食は胃酸の分泌をあげてしまう
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暴飲暴食が身体に悪いというのはみなさんもよく知っている事実です。
たくさん食事や飲み物を摂取することに酔って胸焼けや胃もたれが起こり、慢性化してしまう原因となってしまいます。
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食事では脂肪が多い食べ物や甘いもの、柑橘系、コーヒー、紅茶、お茶、香辛料などは胃酸の分泌を高めてしまい、胃の中の食べ物が停滞している時間が長くなってしまうことで逆流させやすくなってしまいます。
過食は、胃酸の分泌や胃の中の圧を上げる原因となってしまいますので、特に夕食はあっさりとした食事をほどほどに摂るほうが良いと思われます。
という感じです。
原因がわかった所で、次は、治す方法です^^
胸焼けの治す方法は?
それでは、胸焼けの対処法を下記にまとめてみました。
食事や寝方に注意する
夜間に胸焼けが起こりやすいと感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
身体を横にしている状態、頭を低くした姿勢でいると胃と食道が水平になってしまうため、胃の内容物が逆流しやすくなってしまいます。
逆流を防ぐために、睡眠時には状態を高くして寝たりすると症状が緩和されるようですので試してみましょう。
また、就寝3時間前に食事を摂ることを控えると、食べ物が消化された状態での睡眠になりますので胃酸過多などを防ぐことにも繋がるようです。
お腹を圧迫しない
日常生活の改善だけでも胸焼けが緩和されることがあります。
お腹を圧迫すると、胃の内容物が逆流しやすくなってしまいます。
そのため、前屈みの姿勢や、ベルトや帯などでの締め付け、重いものを持つなどの腹圧が上がってしまうことを避けると良いようです。
ストレスを発散する
ストレスはどんな病気にも良くないというのが現代の定説となっています。
ストレスが必ずしも胸焼けの原因となる訳ではありませんが、過労やストレスにより胸焼けの症状が強くなるということが分かっているそうです。
忙しい毎日の中でストレスを感じているようであれば、なにかストレスの発散方法や時にはゆっくり休養を取る時間を設けてみるのも胸焼け解消に繋がるはずです。
市販の薬を飲む
胸焼けがつらいけど病院に行く時間がなかなか取れないこともあるでしょう。
そんな時にはドラッグストアやインターネットなどで販売されている医薬品を使用してみるのも1つの方法です。
食べ過ぎの胃のもたれには消化剤や漢方薬、胃酸過多の症状で胃が荒れている場合には胃酸の分泌を抑えるH2ブロッカーが良いとされています。
同時に胃の粘膜を保護してくれる薬を併用すると、胃に負担をかけすぎずに済むようです。
※症状に酔っても使う薬が異なるので、薬剤師に相談して自分に合った薬を見つけましょう。
適度な食事量にする
胸焼けの解消法として大切なのが、普段から適度な食事量にするということでしょう。
お腹いっぱいになるまで食べてしまうと胃が大きく引き延ばされてしまい、食道と胃を繋いでいる部位が緩くなってしまうことで胸焼けが起こりやすくなってしまいます。
食事をする時には、腹八分目を心がけ、また、良く噛むようにすると消化しやすくなるため胃への負担を減らすことができます。
そして、満腹中枢が刺激されることで食べ過ぎの防止にもなります。
ツボを押して解消する
胸焼けに効くツボを押すという方法もあります。
ツボは即効性というよりはじんわりと効いてくるものですが、簡単にどこでもできますので知っておくと便利かもしれません^^
中脘(ちゅうかん)
おへその真ん中から上に指幅4本分の所にあります。
胃の不快感を解消してくれる効果があるといわれています。
ゆっくり息を吐きながら押しましょう。
自分が気持ちがよいと感じるくらいの強さで2〜3分ツボ押しを続けましょう。
胃腸点(いちょうてん)
手のひらの真ん中から2cm程真下にあります。
胸焼けによるムカムカやストレスを抑えてくれると言われています。
お箸の先などで、やや強めに刺激を与えるようにしましょう。
合谷(ごうこく)
親指と人差し指が交わるくぼみにあるツボです。
万能のツボとも言われていて、作用の中には消炎鎮痛効果があるそうです。
突然胃のむかつきを感じた時にはこのツボを押しましょう。
病院で適切な治療を受けましょう
一般的な胸焼けは、胃の内容物が食道に逆流してしまうことが原因で、胃食道逆流症というよくある症状になってしまうことを言うようです。
しかし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のような潰瘍によって胸焼けが起こることもあるため、注意が必要です。
放っておくと粘膜に穴が空いてしまい、手術を必要とする場合もありますし、食道がんや胃がんによっても起こる場合があるようです。
胸焼けは誰にでも起こりえることなのですが、一時的なものではなく慢性化しているようなら、まずは病院で詳しく検査を受けてみるほうが良いようです。
胸焼け解消に効く食べ物は?
胸焼けに効く食べ物もあるようなので、下記に書いてみました^^♪
チーズ・ヨーグルト
チーズやヨーグルトなどの乳製品を摂取すると、胃や食道に粘膜ができることで保護をしてくれます。
そのため、胃酸が逆流してきても胃が荒れなくて済みます。
大根・山芋・かぶ
大根・山芋・かぶなどには、ジアスターゼというデンプンやグリコーゲンを分解する消化酵素が含まれています。そのため、胃の働きを活発にして炭水化物の消化を助けてくれるため、胃の中から早く食べ物を無くしてくれるので、胸焼けの症状改善に効果的な食べ物です。
また、胸焼けだけでなく、胃もたれの症状にも効果があるそうです。
キャベツ・ブロッコリー
ビタミンUが入っている、キャベツ、ブロッコリー、セロリ、アスパラガスも胸焼け解消に一役かってくれる食べ物です。
ビタミンUはタンパク質の吸収を促進させて胃の粘膜を保護・修復してくれる働きを持っています。
また、粘膜細胞へ繋ぐ血行を促進させてくれるため、胸焼け解消だけでなく潰瘍の予防にも効果があるそうです。
ビタミンUは水溶性ですので、水にはあまりさらさずにさっと洗うようにしましょう。また、加熱もしすぎないように気を付けましょう^^
胸焼け解消に効く飲み物は?
今度は、胸焼けに効く飲み物です。
牛乳
胸焼け解消に即効性のある飲み物としては、牛乳がおすすめです。
逆流してきた胃酸が洗い流されるだけではなく、食道の粘膜を牛乳が守ってくれて胃酸の刺激から食道の壁を守ってくれるからです。
牛乳を飲む時にはなるべく常温で飲むようにしましょう。
ミネラルウォーター・白湯
ミネラルウォーターや白湯も胸焼け緩和に効果があります。
白湯は朝に飲むと便秘対策にもなるため、悩んでいる方には一石二鳥の飲み物です。
白湯を作るのが面倒な方は、代わりにミネラルウォーターでも良いです。
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炭酸水
炭酸水に含まれている炭酸水素ナトリウムという成分は、胃酸を中和してくれて胸焼けを緩和してくれる働きがあります。
もともとコーラは胃薬として販売されていたそうです。
しかし、できれば砂糖量を考えて、甘みのない炭酸水がおすすめです。
また、二日酔いなどにも炭酸飲料は効果的ですので、試してみると良いそうですよ~^^
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まとめ
つらい胸焼けの対処法と解消法として様々な方法があるんですね。
大切なことは慢性化しないように毎日の食生活、また、ストレスなどを抱えないように過ごすことが一番なようです。
人によって効果のある解消法は違うとの事ですので、自分に効く解消法を知っておくことも大切なようですね。
しかし、よくある胸焼けといっても怖い病気が潜んでいる可能性もありますので、症状が長引く場合や、日常生活に支障を来たしてしまうような症状が続く場合には病院を受診するようにしたほうがよいようです