前回、「後頭神経痛」についての記事を書きました。
今回は、後頭神経痛じゃなければ?ということで、「緊張型頭痛」というものを詳しく調べてみることにしました。
あなたの頭痛、後頭神経痛じゃなく、緊張型頭痛かもしれませんよ?
目次
緊張型頭痛ってどんなの?
緊張型頭痛は、どういうのかと言いますと、
頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛み
が30分~7日間続くといいます。
また、
- 肩や首の強いこり
- めまい
- ふらつき
- 全身のだるさ
などを伴うこともあり、子どもから高齢者まで、どの年齢層でもみられ、頻度としては、
- 反復性緊張型頭痛 タイプ
…ときどき頭痛がする
- 慢性緊張型頭痛 タイプ
…毎日のように頭痛が続く
というのがあります。
そして、緊張型頭痛の主な症状のまとめとしては、
●頻度は?…同じような痛みが毎日起こる
●痛み方は?…頭全体が締めつけられるように痛む
●痛む場所は?…頭全体や後頭部や首筋
●家事や仕事は?…何とかできる
●動くと痛みはどうなるのか?…痛みが軽くなる
●頭痛以外の症状は?…ふわふわしためまいや肩や首の「こり」を伴う
という感じになります。
それでは、下記で、くわしく原因を見てみましょう^^
緊張型頭痛の原因は?
それでは、なぜ緊張型頭痛が起こるのでしょうか?
その原因を種類別に調べて下記にまとめてみました。
①身体的なストレスによる緊張型頭痛
無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、 これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
特に、首筋の筋肉が弱い人ほど、頭部をしっかりと支えることができずに頭痛を引き起こしやすいみたいです。
②精神的なストレスによる緊張型頭痛
身体的なストレスが無くとも、精神的なストレスのみが原因で頭痛を発症するケースもあります。
精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。
生真面目な性格や几帳面さを持った人はかかりやすい傾向にあります。
③緊張型頭痛と片頭痛が併発した場合
緊張型頭痛は、片頭痛ほどの痛みはないものの、頭が締め付けられているような頭の重い状態が起こります。
片頭痛がストレスから解放されてホッとしたときに起こりやすいのに対して、緊張型頭痛はストレスにより頭や首を囲む筋肉が過剰に緊張して起こる傾向があるようです。
多くは肩や首筋のこりや眼精疲労を伴います。
一般に、片頭痛だけの人は頭痛の無いときには頭がすっきりしていますが、 緊張型頭痛を併発すると、いつも頭が重い状態が続く場合があります。
緊張型頭痛にも色々種類によって原因が違いますね。
そこで、次の項では、対策を知って、少しでも緊張型頭痛を和らげる方法を調べてみました。
緊張型頭痛の対策は?
基本的に軽い緊張型頭痛であれば、
- ストレスを解消する
- リラックスする
- 体操をする
- 筋肉の緊張をほぐす
など、頭痛の原因となっていた生活習慣を改善するだけでよくなることもあります。
一方片頭痛は、生活習慣の改善はもちろん大切ですが、それだけで改善が難しい場合は、発作の予防や痛みを抑えるための薬物療法を行うことも重要だそうです。(参考:頭痛Online)
ですから、両方を合併している人は普段から生活習慣の改善を心がけるようにしたほうが良いようです。
今日からできる対策として、頭、首、肩の筋肉をほぐすことを意識してみましょう^^
それには、デスクワークの途中で背筋を伸ばしたり、マッサージやストレッチをしたりして、同じ姿勢を長時間取りつづけないことが大事です。
◎you tubeで肩や首のマッサージの動画を見つけましたので参考に貼っておきますネ!^^
↓
また、温めたタオルを首回りに巻いたり、入浴によって筋肉をリラックスさせる方法も有効です。
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次に、ツボを見ていきたいと思います。
ツボを押す
そのほかにも手軽にできる対策として、ツボ押しも効果的です。
頭と首がつながっている部分で、首の筋の付け根にあたる「天柱(てんちゅう)」というツボは、頭痛や肩こり、目の疲れに効果があるといわれています。
両手の人差し指から小指を使い、首の後ろの髪の生え際を左右にマッサージしてみるのも良いです♪
また、「頷厭(がんえん)」と呼ばれる、“こめかみ”あたりを刺激すると、片頭痛に効果的といわれています。
★漢方薬を使って治すのも良いでしょう。漢方の頭痛薬はドラッグストアで購入できますが、楽天でも購入できます。→見てみる
まとめ
緊張型頭痛は精神的なストレスが引き起こされることも少なくありません。
心配や不安を減らし、ゆったりのんびりした気持ちで過ごせるように、普段からストレスをこまめに解消することも大切です。
あまり頭痛がひどいようなら、お医者さんに診てもらうことも考えましょう。
頭痛の裏に大きな病気がひそんでいるかもしれません。