自分マニュアルというのが性格になる

自分の性格というのをじっくり考えた事はあるでしょうか?
私はふと時間が出来た時に考えた事はありますが、ほぼ感情で動いているのが性格だと思っていました。

性格のしくみ、というのはある事も考えたこともなかったです。

10年以上前、新婚の頃に旦那が言った事がずっと脳裏にあります。
今回は、そんな旦那語録の中から、

「自分マニュアル」という事について書きたいと思います。

 

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目次

自分マニュアルというのが性格になる

性格というのは変えられるものでない…

私はずっとそう思っていました。

世の中には、「性格が良い」善人系の人間とそうでない人間がいて、性格が良いのは親の遺伝子と環境によるもので、生まれた時からもう決まっているものだと思っていました。

なので、生まれた時から格差があり、一旦決まってしまったものは、どんなに努力をしようが変えにくいものがあり、努力、と言っても、遺伝子的に勉強をしなくても勉強が出来る人には、努力の度合いが全然違う…というのが生きていれば自ずと分かっていました。

しかし、旦那は、

「こういう場面では、こうする…と予め自分で決めておく、『自分マニュアル』を決めておくんや。」

と言いました。

こういう事が起きたから、感情的突発的に脳任せで言動・行動をするのではなく、予め大体の起こりそうな事案を予想して、それに対して「答え」を用意しておく…そういう感じだそうです。

で、大体の人間が意識しないで行動や言動をしているのは、そういうマニュアルが遺伝子任せにしているからであると思われます。

でも、自分で自分マニュアルを決めてしまえば、良い方向へ性格を変えることも出来る、という事になります。

たぶん、生まれつき「性格が良い」とされる人は、遺伝子にそれが書かれていて、意識せずに、

「他人に親切にする」とか、

「困っている人には手を差し伸べる」

という事が遺伝子に組み込まれているのでしょう。

日本の教育でそういう事を教えていて、普通の人は、

「教育で教えてもらった事を守る」

という遺伝子マニュアルに沿って、それを守っているだけなのかもしれません。

まぁ、そこが、

「根っから良い人」と「普通の人」の差である…と私は考えます。
そして、「妬みが強い人」や「人の足を引っ張る人」や「人に嫌がらせをして喜んでいる人」は遺伝子や育った環境がそういう行動へ向かせる、世間で言ういわゆる「育ちの悪い人」という認識になると思われます。

でも、自分で意識して、

「人を妬まずに自分が上のレベルに上がるように努力する」

「他人に何を思われても気にしない」

「借金をしない」

「人の意見に惑わされない」

「自分で善悪を自分の頭で考える」

など、自分で「自分マニュアル」を決めれば、それが行動となり、自分の性格に変えることが出来る、ということなのです。

頭の悪い人(まぁ、私も教えてもらわければわからなかったので)というのは、一番に、

自分の頭で物事を考える

という事を放棄している、と旦那は言いました。f^^;
そういう「自分マニュアル」を自分に課していない、という事ですね。

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一つの行動が連鎖反応を産む

一つの行動は、先の行動につながっている、と旦那は言います。

例えば、「嘘をつく人」というのは、「自分マニュアル」に「保身の為には嘘もついていい」とでもしているのでしょう。

で、一つの嘘はその嘘をバレないようにする為には、また嘘をつかなければなりません。
そうして、一つの嘘を隠すために、永遠に嘘をつき続けなければならないのです。

で、嘘は一つではないですよね、そういう人は。
何個もの嘘が、嘘を隠すために何千個何万個もの嘘に広がっていって、しまいには、どれが本当か嘘か自分でわからなくなるのです。

で、嘘というのはどこかで絶対ボロが出る事になっています。
なので、結局身を亡ぼす、というわけです。

なので、「嘘つきは泥棒の始まり」というのは本当で、嘘つきには本当も嘘もごちゃごちゃで、なんでもアリ、になってしまって、保身の為なら、

「あの人は泥棒だよ」

と嘘も平気でつけるわけです。
誠実な人に濡れ衣を着せる人こそ泥棒、という事ですね。

そして、嘘をつく、という事は、自分にも嘘をついている、と旦那は言います。

人というのは、自分自身との対話も大事だと昨今よく聞く話ですが、自分の中にも一つの人格では無く、善良な自分もいれば、悪い自分もいる、その他の性格の自分もいたりするワケです。

嘘をつく、というのは、自分自身にも嘘をついて、自分をも騙している、というわけです。

「嘘をつく人」=その人の存在自体「嘘」

という図式が出来上がるのですね。

私達の親の世代は、

「嘘も方便」という便利な言葉が流行り、うちの母なんかは、そういうのを平気で言ったりします。
自分では嘘はバレてない、と思っていたり、「これぐらいの嘘は」と思ってついたりする嘘も、後に大きくなってる事もあります。

でも、小さい嘘も、「嘘は嘘」。
嘘に良い嘘も悪い嘘も無いのです。

なので、日本人のことわざにも、悪い事を隠そうとする「便利なことわざ」がある、という事も学びました。

というわけで、

言動や行動は連鎖反応を産み、自分を守るのにも手段を間違えると身を亡ぼす、という事なのですね。

旦那は、唯一自分を守れる方法があるとすれば、

正しい行動(誠実な行動)をする

と言いました。

正しい行動や誠実な行動はそれ自体が他人にメリットのある行為となっている事が多いため、自分に悪くハネ返ってくる事があまりない、という事ですね。

まぁ、前に「新幹線での無差別殺人で犯人の行動を止めようとした人が亡くなった。」という事件がありましたが、その行為自体は称賛に価するのですが、

「止め方が悪かった」

という落ち度があった、と分析します。
たぶん、うちの旦那の「自分マニュアル」には、

「自分も助かるやり方をする」

というのが入っているので、瞬時にいろんな角度から、

「自分も他人も助かる方法」

というのを割り出すような気がします。
でも、私にはそれは瞬時には頭が回らないので、そこらへんは、頭の回転の差かな、とも思います。

脳のスペックとでも言うのでしょうか。
その脳のスペックについても、次の項で少しお話したいと思います^^

 

脳はコンピューター

脳は、コンピューターみたいなものだ、と旦那は言いました。

一人一人の脳のスペックは違う。
それは元々の能力の差、というもので、これは変えようがない、とも言いました。

コンピューターは、処理能力の速さや、入れているソフト(最近ではアプリ)によって、その性能が出来上がっているとも言えます。それがスペックです。

でも、そのスペックがどれだけのものかを自分で把握して、それを上手く扱える者が人生を謳歌できる、と言いました。

なので、人間は、

自分の能力についてよく知ることが大事だ

との事です。
この作業を怠ると、自分の事もよく知らないのに、他人と上手くやっていけるわけがない、と言うのです。

自分の良い部分を最大限に活かす、というのは人生では大事ですよね。
西欧のほうだと、そういう教育システムなので、親や子供自身がそういう作業を考える時間や労力を省いてくれていますが、日本はいまだに

「平均人間を作る」教育システム

で、はみ出す事を「悪」とする風潮があるため、国力が上がりません。

たぶん、下がる一方だと思われます。
人間には、個々に素晴らしい能力が備わっているので、それを国のために活かそうとすれば、個人の幸福のために個性を生かした人生を送れる教育システムに変えるべきだと個人的には思います。

まぁ、もう時代はそういう「教育」云々の段階を通り越して、優秀な遺伝子のクローンを作ったほうが早い、という段階に来ていますけどね。

きっと、超優秀な人間以外、人間選別でバッサリ切られる時代が来そうな気がします。

超優秀な人間=感情に振り回されない冷静に物事を判断できる人間

超お金持ち

でしょうか…。

 

今後の未来の予測

旦那の予想だと、

「もう『人間』というのは古い、となってくる。機械と融合するか、VRのような世界に行くか、そういう段階に来てる。

人間、の限界が来てる。」

まぁ、よく「都市伝説」で昨今言われている、地球は今

フォトンベルト

に入っているというので、人間は上の次元に行く、と言われていますね。

 

●フォトンベルト

フォトンベルト説の中核はプレイアデスの周囲を取り巻く膨大なフォトンのベルトが存在するという主張である。いくつかのニューエイジ思想の主張によれば、地球がこのフォトンのベルトを通過し、高次元の存在へ人類を上昇させ、あるいはまた世界の終わりをもたらすという。作家のバージニア・エッセネやシェルドン・二ドルらは、フォトンベルトは霊的変化を見せてくれる仮の窓であり、この変化によって人類は、彼らが「宇宙的」レベルと呼ぶ、より高い存在のレベルに達する事ができる、と書いている。

Wikipediaより抜粋

 

人間選別では、新しい時代の価値観についていけない人間は切り捨てられる、という噂がありますが、確かに、機械化やVRが普通になれば、古い人間はそれについていけない気もします。

まぁ、いつの時代も新しいことについていかなければいけないのでしょうね。

◎VRについてご興味のある方はコチラをご覧くださいコチラ

まとめ

自分マニュアル、というのも機械化になれば、自分の性格もプログラミング出来るようになるかもしれません。

実際、最近では、

デザイナーズBABY

というものもありますしね。
デザイナーズBABYは、遺伝子操作で優秀遺伝子だけをピックアップして作る、優秀な人間の製作ですね。

人間=アナログ、と呼ばれる日もそう遠くないかもしれません。

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