第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げればいいの?②

昨今、北朝鮮からのミサイル問題で、米朝が一触即発の空気だ。

しかし、日本はどこか他人事にように考えている節がある。
「平和ボケ」というものかもしれない。

戦争というものはありえない、と思いたくとも、もしかしたら…と思い、もし第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げたらいいのか?というのを調べてみました。

◎前回に引き続き(→https://ukihana47.com/archives/16946)、7位~のメリット・デメリットになります^^

 

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目次

それぞれの国のメリット・デメリットは?

 

それでは、前回に引き続き(→https://ukihana47.com/archives/16946)、7位~のメリット・デメリットになります^^

 

7位 ブータンのメリット・デメリット

お次は、7位のブータンです。
こちらも、私、「ブータン大体この辺かな~」くらいしか分からないので、地図を載せておきたいと思います。

ブータンの場所が分かった所で、ブータンのメリットからいってみましょう!^^

①人口密度が低い

ブータンの人口は、わずか70万人にも満たないそうで、これは日本の都道府県で2番目に人口が少ない島根県や、東京23区では練馬区とほぼ同じ数だそうですよ。

また、ブータンの人口密度は18.1人/km²であり、島根県の約6分の1、そして練馬区のなんと800分の1との事。

これは、ブータンの人口の80%以上が農家であることが関係しているようです。

②公用語は英語

母国語としてゾンカ語が話されているが、学校の授業などはすべて英語で行われるそうです。

英語は事実上の公用語との事。

ブータンの人々は、みんな流ちょうな英語を話すようだ。
特筆すべき点は、若い人々が驚くほどしっかりと自国の文化とその政策についてしっかりとした意見を持っていること。

政府は、優秀な学生を留学生として世界各国の大学に派遣しており、海外に留学した学生は、ヒマラヤの小国をよりよい社会にするため、90%がブータンにもどり、祖国のために働いているという事だ。

③幸福度が高い

ブータンは、国民の97%が「私は幸せ」と答えるとの事で、「世界一幸せな国ブータン」と言われる。

ブータンはひとりあたりの実質年間GDPが12万円程度と、数字上では発展途上国に属する。

しかしながら驚くべきことに、教育と医療が無料というヨーロッパ並みの社会福祉が完備している。

これはブータンが山岳地帯という地理的条件を利用して水力発電を活発に行い、電力をインドに売却して外貨を稼いでいることが大きく貢献しているとの事。

そして政府は4つの柱という、4つの基本理念によって国家を運営している。

4つの柱とは、

①よい統治
②公正な経済発展(経済成長と開発)
③文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興
④環境保全である。

また、GNH(国民総幸福量)を研究しているブータン研究所は、国民の幸福度を測るために9つの領域を示している。

9つの領域とは、

(1)生活水準
(2)健康
(3)教育
(4)生態系と環境
(5)文化の活力と多様性
(6)バランスのある時間活用
(7)よい統治
(8)コミュニティーの活力
(9)心理的な幸福感

である。

では、ブータンのデメリットを。

①周囲をヒマラヤ山脈に囲まれている

周囲をヒマラヤ山脈に囲まれているため、国全体が厚い雲によって隠されてしまうことがよくあるとの事。

ブータンに入国することは、天候の他にも障害があるのです。

普通の観光客がブータンに入国するには、事前に政府直属の代理店を通して日程をすべて決める必要があり、さらに一泊につき最低200ドルを支払わなければならないそうです。

また、個人で自由に行動することは制限されているようです。

②集団主義

1990年代になると、政府は(近隣諸国の状況を見て)ネパール系住民を強制的に国外退去させていった。

いわゆる民族浄化である。

その時に、拷問などの人権侵害があったという報告もされており、文化を守るという大儀があるとはいえ、人権の侵害をするようなブータン政府の行為は、個人を軽視するという、典型的な集団主義であると思われる。

言い替えれば、「鎖国」のような感じだろう。

③平均寿命が短い

ブータンの平均寿命は66.1歳との事。
これは他の先進諸国に比べて10歳以上も短いことになるそうだ。

ブータンの経済状態から考えると、高度な医療を国民全般に普及させることが困難なようです。
ちなみに、幼児死亡率は、先進諸国の約10倍と非常に高い。

④識字率が低い

ブータンの識字率は、47%との事である。

これは世界でも最低のレベルだそうで、国民の半分以上が、文字が読めないことから、学校教育が無料という名目でも、実際には多くの子供が学校に通っていないのが実態と思われる。

そこで「社会福祉がすべて無料」という宣伝文句は、疑うべきではないだろうか。

➄薬物乱用、アルコール依存、犯罪率上昇

どの国でもある事だが、飲酒、特に米の自家醸造酒は長らくブータン文化の一部だったようです。

近年、アルコール性肝疾患がティンプーの主要病院における死因の上位を占めるようになったようで、アルコール依存症の国民が増加しているようだ。

何世紀もの間にわたって世界で最も孤立した国だったブータンが近代化するにつれ、若者による薬物乱用、特に調剤の乱用が大きな問題になってきているそうです。

そして、今後ますます大きくなるであろう最大の問題は、失業
失業とともに、薬物問題、アルコール依存に加え、犯罪率も上昇していくと予想される。

⑥「国民総幸福量」と現実のギャップ

ブータンの国民総幸福量は疑わしい、とブータンの学生は言う。

それは、ブータン国内に若者向けの望ましい雇用がないことだそうだ。

民間事業が発達していないことから高学歴のブータン人向けの事務職はごく限られている。

一方で、成長する建設産業での手仕事は、国境を越えて来るインドの労働者が大半を担っているそうで、「雇用の需給がマッチしていない」という事だ。

若者層が農業をしなくなっており、高齢者が農業を続けている。

問題の背景にあるのは、ブータンが隣国インドに投資、支援、輸入で大きく依存していることのようです。

 

ブータンのメリット・デメリット、いかがでしたでしょうか?
個人的には、昔の日本が鎖国のままいってたら、ブータンのような感じになっていたかな?という感想です。

幸福度が高くても、近代化にはまだまだ、という感じでしょうか。

 

6位 チリのメリット・デメリット

次は、チリです。
チリは、細長い国として皆さん地形としてはよくご存じなのじゃないかな、と思います^^

南米大陸の太平洋側に面したチリ共和国。
南北の長さが4329kmあるのに対して、東西の幅は平均175kmしかなく、非常に細長い独特の地形を持つ国です。

そのため気候や自然環境も変化に富んでいて、北から南へ行くにつれて砂漠気候、ステップ気候、地中海性気候、西岸海洋性気候、ツンドラ気候など、砂漠から氷河まで複数の気候区分が存在。

そんなチリの政治、経済、商業の中心地となっているのが、首都のサンティアゴ・デ・チレ(Santiago de
Chile)。

通称サンティアゴは、南北に長い国土の真ん中辺りに位置していて、1年のうち300日以上は晴天に恵まれ、空気の澄んでいる日はビル群の背後に、雄大なアンデス山脈がくっきりと浮かび上がるそうですよ~♪^^

それでは、そのチリのメリット・デメリットを以下にまとめてみました。

まずは、メリットから。

①気候

チリの多彩な気候のなかで、サンティアゴは地中海性気候に属しており、日本と同様四季があります。

ただし南半球にあるため日本とは季節が逆になり、10月から3月までの夏は比較的暖かく、乾燥して雨がほとんど降らないそうです。

平均最高気温は30度ほどだが、暑い日は35度くらいまで上がる。

ただし山々に囲まれているため、昼夜の温度差が激しく、夏場の平均最低気温は12度ほどなので、夜間の防寒対策が必要との事です。

雨は冬季に集中しますが、日本に比べるとだいぶ雨の少ない印象のようです。
ただし、サンティアゴ市内でも雪が降ることもあるそうです@0@

②食文化

長い海岸線を持つ国だけあって、寒流の恵みを受けた新鮮なシーフードが豊富との事よくお目見えする魚介類は、マグロ、ヒラメ、タコ、コングリオ(アナゴの一種)、クルマエビ、ホタテ、アサリ、カキ、チリアワビ(ロコガイ)など。

チリ人は肉料理が大好きで、「肉」といえば牛肉が圧倒的な人気だそうですが、昨今の健康志向や肥満対策で、鶏肉なども多く食べられているようです。

③親日度

ラテンと聞くと、陽気で明るく、豪快、人なつっこい、ノリがいい、などのイメージが浮かびがちですが、ラテンアメリカの中でもチリ人は、真面目かつ冷静沈着、堅実などと言われがちという事です。

へー!@0@;

日本人の気質にも通じるところがあり、チリに駐在する日本のビジネスマンは、仕事のやりやすさを感じることが多いそうですよ。

親日度も総じてよく、暮らしやすさを感じる日本人は多いとの事。

④とにかく適当

きちんとルールを守ることが重要視される日本と比べると、チリはかなり適当。

例として、スーパーで買い物をした時、お釣りに1、2ペソ(日本円で約1.5〜3銭)の端数があれば、「小銭はいらない?」と聞かれ切り捨てられることが多いそうです。

また、何かのイベントが開催される時は、予定時刻よりも30分くらいは遅れて始まるのが普通だそうです。

その分、相手に求めることもあまり厳しくなく、何かあれば柔軟に対応してもらえるようですよ。

➄自然が豊か

西側は南太平洋に面し、東側はアンデス山脈が連なるという大自然に囲まれたチリ。

都心に住んでいても車で1時間も行けば自然にアクセスすることが出来、ハイキングやカヤック、スキーなどを楽しめるとの事♪

⑥温泉に入れる

実は、チリには天然温泉がいっぱいあるそうなんですけど、皆さんはご存じだったでしょうか。

チリは日本に次いで世界第5位の火山が多い国で、火山近くには、その恩恵により天然に湧き出た温泉がたくさんあるのですって!@0@♪

手頃な値段で入れるお風呂感覚の強い日本の温泉とは異なり、チリの温泉は富裕層向けの高級スパといった感じで少しお値段高めだそうですが。

⑦家族の時間が増える

チリの1週間の平均労働時間は47.7時間と長めだそうですが、取得が義務付けられている夏季休暇は2週間から1ヶ月ほどたっぷり取ることが出来るそうですよ。

また日本のように深夜にまで及ぶ残業もなく、当然のことながらサービス残業を黙視するような空気も無いとの事。

家族の時間が増えるのも当たり前ですね^^

結構、チリのメリット多かったですね^^
では、次にデメリットを!

①言語

公式言語はスペイン語。

公用語が英語では無いですが、スペイン語の発音は比較的英語よりは発音しやすいので、良いかもしれません。

チリの北部や南部ではスペイン語以外にも、マプチェ語、ケチュア語、アイマラ語などが先住民族によって日常的に使用されており、ホテルやレストラン、観光施設など旅行者が多く利用する場所なら、英語が比較的通じるが、小さな店舗や通行人などには通じない場合がよくあるようです。

②宗教

いわゆる国教は定められていないが、2002年の国勢調査によると70%がローマ・カトリックを信仰しており、プロテスタントは15%。

旧市街にある16世紀に建てられたチリ・カトリックの総本山、サンティアゴ大聖堂は、市民の心の拠り所といえる街のシンボルとなっています。

③通貨・両替

通貨はチリ・ペソ(Chile Peso)。
通貨記号は$。使用頻度が高いのは$1000、$2000あたりで、どちらも新紙幣が流通して日が浅いため、旧紙幣が混ざっていることもあるが、今のところ普通に使用することができます。

$500札もあったそうですが、現在は使用不可のようです。
細かいものを買うときに、$10000札や$20000札を渡しても、おつりの用意がない場合があるので、日常的な買い物をする際は小額紙幣を持っていたほうがいいみたいですね。

チリでは米ドルがかなり使われており、旅行者が多く利用するホテルなどの施設は、料金設定が米ドルになっているところが多いので、現金を持って行く際は米ドルがベストとの事です。

クレジットカードは、日本と同程度の割合で使うことができると考えてよいようですね。

レストランなどを利用する際は、10%のチップを渡すのがマナー

ただしサービス料があらかじめ含まれている場合は不要。

タクシーには基本的にチップを支払う習慣はありません。

④治安

南米は治安の悪いイメージがありますが、サンティアゴはそのなかでも治安がよく暮らしやすい都市といわれているそうです。

しかし安全な日本に慣れている日本人は特に日頃から防犯意識を持って行動したほうが良さそうです。

スリやひったくり、泥棒などの被害は上昇傾向にあるようで、治安が悪いといわれている旧市街以外にも、比較的安全とされている新市街や日本人の多く住むエリアなどでも昼夜問わず、こうした犯罪が発生しているとの事です。

バスやメトロなどを混雑時に利用する際は、特に注意が必要。

➄地震が多い

チリも日本と同様地震の多い国。

特にサンティアゴは世界的にも地震活動の活発な地域で、ロングステイをする場合は特に、もしもの場合に備えて防災グッズなどを用意しておいたほうが安心でしょう。

⑥環境問題

サンティアゴで悪評高いのが、スモッグです。

四方を山に囲まれている地形上、大気が停滞しやすいため、灰色の厚いスモッグが空を覆う光景が頻繁に見られるそうです。

秋から冬(3月から9月くらい)にかけて特にひどくなるようで、街がかすんで見えるほど。

政府は大気の汚染状況に応じて、警報、緊急予防令、緊急令などを発表しており、最も深刻な緊急令が発表されたときは、規定に基づき多くの工場が操業を一時的に停止し、車の走行も部分的に禁止されるとの事。

⑦日本からのアクセス

南米は日本から見て地球の反対側に位置しているため、アクセスには必然的にかなり時間がかかってしまい、日本からサンティアゴへの直行便はなく、必ずどこかを経由することになります。

一般的な経由ルートは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで、トランジットの時間を含めた合計の所要時間は、30時間前後という実に長い道のりです。

時差は日本より13時間遅れで、10月第2週目から3月第2週目は、サマータイムが採用されるため12時間遅れに。

ちなみにチリ領に属するモアイ像で有名なイースター島は、チリ本土よりさらに2時間ほど遅いとの事。

いかがでしたでしょうか。
個人的には、のんびりなお国柄って良いとは思うんですけど、時間にルーズだと、公共機関とかにイライラしてしまいそうです^^;

あとは、自然が破壊されていく(スモッグとか)のは、6位までの国でも多いなぁ、と感じました。

 

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5位 アイスランドのメリット・デメリット

次は、アイスランド。
ここ近年で、よくアイスランドのメリットを良くテレビでなどで見る機会が多くなりました^^

以前調べた「アイスランドの教育システムはどんなの?」(→https://ukihana47.com/archives/9408)でも、教育システムが素晴らしい事が分かりましたし♪

ではでは、アイスランドのメリット・デメリットを見てみましょう^^

まずは、メリットから!

①温泉がある

ブルーラグーンという温泉リゾート地があります。
これは、温泉になじみが深い日本人には嬉しいですね^^

②オーロラが見れる

国土全土で、オーロラが見られるチャンスがあります♪
日本ではなかなか見れるチャンスが無いですよね。

③新鮮な魚が食べれる

漁業が盛んで、魚がたくさん売られているそうです。
商業捕鯨をやっており、クジラもふつうに売られているとの事。

④原発が無い

原発、火力発電所はなく、水力発電と地熱発電で電気をまかなっているそうです。

原発が無いのは、ニュージーランドと同じで、原発大国日本から考えると嬉しいですね^-^

➄音楽が個性的

ビョークやシガーロスを例に出すまでもなく、非常に個性的でディープな音楽が発達しているそうです。
音楽好きにとっては、嬉しいですね♪

⑥ビザ

アイスランドはシェンゲン協定に加盟しているので、他のシェンゲン加盟国とアイスランドを合わせて6ヶ月の間に90日間を超えない滞在の場合には、ビザは必要ありません。

それ以外の場合は、家族や就労などさまざまなカテゴリのビザが必要になってくるので、アイスランド入国管理局のウェブサイト(→http://www.iceland.is/iceland-abroad/jp/consular-services/visa/)で確認してみましょう。

※日本から持っていった書類に日本の外務省のアポスティーユが必要だとか、現地から日本への受付はしていない、とか、書類に漏れがあると面倒との事なので、ビザ関連の手続きは念には念を。

⑦永住権

アイスランドにおいては、一時労働ビザで1年間の就労実績があり、これを延長して3年間安定的に働き、収入が15万クローナ(10万円)以上であれば、永住権を得られるチャンスがあるとの事。

(アイスランドの国債や不動産を購入しておくと、永住許可は優先されます)

※あくまでも永住許可、就労許可であり、国籍は付与されないので、参政権はありません。

メリットはこんな感じでした。
次に、デメリットです。

①言葉

アイスランド人は全体的に英語の理解度が高く、スーパーで買い物をしたり、タクシーに乗ったり、インターネットをひいたり、役所で手続きをしたり、病院にかかったり・・・のほとんどは英語で済ませられるようです。

しかしもちろん国語はアイスランド語なので、長く住むつもりがあるのなら、アイスランド語ができるにこしたことはありません。

とりあえず英語は話せるようにしておいたほうが良い事は間違いないでしょう。

②経済

アイスランドで日本人が仕事を見つけるのは狭き門だそうです。
英語が話せても、アイスランド人はもともと英語力が高い上、英語がネイティブなイギリス人たちもビザなしでも働けるため、その競争に打ち勝つのはなかなか容易なことでは無いとの事。

一番良いのは移住する前にアイスランドの会社にいくつか履歴書などを送って内定をもらってから移住することですが、それが難しければ、やはり日本で貯金に励んで、最低半年は働かなくても食べていけるくらいのお金を貯めておくのが良さそうです。

③物価

生活に必要な費用は、ほぼ日本と同じか、ものによっては日本より高くつくものもあります。

たとえばアルコール類は、購入できる場所や時間が限られるほか、日本に比べると割高になっているため、晩酌の機会などは減る可能性が高いそうです。

またアイスランドはEFTA(欧州自由貿易連合)に加盟しているため、EEA(欧州経済領域)内の国の人が自由に就労・行き来でき、ビザの必要な日本人にとっては労働市場においてハンデが大きいということもあります。

仕事については、金融業やサービス業、観光業がさかんであり、翻訳や現地ガイドの仕事などができるかもしれません。

④気候

アイスランドの気候は、冬、日本よりはるかに寒くて厳しいです。

夏のアイスランドは、白夜ということもあり夜中まで空は澄んだ水色で、蒸し暑い日本に比べれば空気は乾燥して心地よい涼しさ、雨もあまり降らないですが、こちらの気候の真骨頂はやはり冬。

1日3・4時間しか拝めない日光、長く暗く寒い夜、どんなに酔っても10分で覚める骨まで凍るような冷たい海からの風、登山靴でないと厳しい氷と雪がレイヤーになった道。

アイスランドに移住しようと考えている方は、まずは1ヶ月、12月~2月の間にアイスランドに旅行してみたほうが良いでしょう。

➄火山

火山の噴火による災害が、他の国に比べて多いのがアイスランド。
住む場所については、地元の人の意見をよく聴き、きちんと下調べしたほうが良いと思われます。

⑥公共機関

公共交通機関は発達していないので、首都のレイキャビクか、空港のあるケプラヴィクに住むのが無難な選択のようです。

アイスランドのメリット・デメリットでした。
個人的には、メリットも壁が高いように感じました^^;
それは、やはり言語の壁と職に有り付きにくい、という事だと思います。

 

4位 デンマークのメリット・デメリット

4位は、デンマーク。
こちらも、以前調べた「デンマークの教育システムってどんなの?」(→https://ukihana47.com/archives/9404)で、私の中で良いイメージがついています^^

でも、最近、「デンマーク人は内気」という記事を読んで、デンマークで友達を作るのは難しいかも?という印象も出来ましたが果たしてどうなんでしょうね。

では、メリットのほうから。

①物によっては物価が安い

豚や鶏などの肉類や、にんじん、じゃがいもなどの野菜は特に安いとの事。

あくまでも参考程度ですが、ディスカウントスーパーでは鶏肉800グラムでDKK50、にんじん1キロDKK10、レタス1個DKK12、牛乳1リットルDKK8程度だそうです。

②街並みが美しい

古い建物をリニューアルして、大切に使い続ける文化が定着しているので、街並みは重厚感があってとても美しいそうですよ^^

高層ビルがなく、その代わり小さなカフェやショップがたくさんあり、自転車で動くにはぴったりの街との事。

③労働条件が良い

日本と比べて労働時間も短く、休暇がきちんと確保されている(3週間程度の夏期休暇に加え、一年を通して休暇が多い)ため、のんびりとしていて家族で住むには最適だという事です。

また、父親でも長期の育児休暇を取得できたりもするそうですよ。

④移民向けのデンマーク語学校は、3年間無料で授業を受けられる

移民向けのデンマーク語学校は、3年間無料で授業を受けられるそうです。
しかも授業の質も高いとの事。

➄いろんな制度が無料

妊娠検診、出産費用などを含む医療費がすべて無料だったり、小学校から大学までの学費が無料だったり、と制度が充実している。

高福祉ならではのデンマークのメリットがありました^^
それでは、デメリットを見てみましょう。

①物価が高い

物によっては、物価が高いとの事。

分かりやすい例としては、マクドナルドのビッグマックの価格は、2012年1月に発表された結果によると、デンマークは$5.37で、日本は$4.16、だそうです。

デンマークのほうが100円少々高いことになり、さらにセットで注文すると1000円くらいかかってしまうため、日本と比べるとかなりの割高感ですね。

事実、外食は総じて高いようで、ちょっとしたランチでも2000~3000円くらいかかってしまいそうです。

あとは、賃料が高い、と言っている人もいます。

調べてみると、大体平均して、71,000円/月の賃料みたいですが、都市部ではもっと高いのではないでしょうか。
1ヶ月、節約すれば15万円前後で暮らせるとの事ですが…。

②医療の質

医療は税金で賄われているため、医療費を節約していると思わざるを得ないような状況もゼロではないそうです。

まぁ、なんとなく想像がつきそうです。

肋骨の折れた疑いがあるのに、折れていたとしても時間の経過とともに自然に治るから、という理由でレントゲンすら撮ってもらえなかったなんてこともあるようです。

かかりつけ医から紹介してもらう専門医のところには長い待機リストがあり、診察まで数週間も待たされてしまうこともあるとの事。

また、日本語の通じる病院は、無いと思っていたほうが良さそうです。

③サービスの質

これは、どこの国でも日本ほどのサービスを受けれるとは思わないほうが良いでしょう。
デパートでもどこでも最低限のサービス提供との事。

④就労について

就労については「デンマーク語が話せないと難しいのが現状ですが、英語のみでも働くことのできる場所は、皆無では無いそうです。

デンマークは基本的にコネ社会で、7割くらいは知人を介して職を見つける傾向があるようです。

色んなコミュニティーに積極的に参加して、知り合いを増やさないといけないみたいですね^^;

➄自動車保有税が高い

自動車保有税が高く一般人が車を買えないなど工業製品が買えないそうです。

⑥農業国家で多くが農民

肉体労働を嫌がる人には厳しいですね。

⑦税金がかなり高い

福利厚生が素晴らしい分、やはり税金は高くなるようです。

⑧移民に対して厳しくなった

居住許可申請に費用が必要になったようです。
近年の移民に対する厳しさが有るので、移住してしばらくは相手の対応が悪い等があるかもしれないという事も念頭に置いておいたほうが良さそうです。

以上、デンマークのメリット・デメリットでした。

個人的には、「国民性が内気」という事で、日本の田舎気質と同じなのか気になりました。

 

◎長くなりそうなので、「第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げればいいの?③」(→https://ukihana47.com/archives/16983)へ続きます^^

 

 

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