昨今、北朝鮮からのミサイル問題で、米朝が一触即発の空気だ。
しかし、日本はどこか他人事にように考えている節がある。
「平和ボケ」というものかもしれない。
戦争というものはありえない、と思いたくとも、もしかしたら…と思い、もし第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げたらいいのか?というのを調べてみました。
目次
第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げればいいの?
第三次世界大戦が起きたら、って言っても、こういう重要な情報って事前に上のほうで止められていて、国民は一番最後に知らされるような気が私はします。
なので、急に
「戦争が始まったぞー!!!」
と言われても、きっとどうしていいかわからないと思います。
パニックを通り越して、諦めに入るような気さえします。
いつも「最悪」の事態を想定して心配して準備はする国民性であっても、イスラム国のように「戦争が日常茶飯事」でない国では、「逃げる」という事すら頭に浮かばないかもしれません。
日本の人口の半分が高齢者なため、古い価値観で、老人達が、
「自国を見捨てるなんてなんて薄情な若者だ!」
と言ったら、若者達は罪悪感で逃げれない、という事も日本では起こりうるかもしれません。
でも、自分の身は自分で守らないといけない。
危険だと感じたら、逃げるのも自然な事だと思います。
で、逃げるなら一番は安全な国を選ぶと思うのです(少なくとも私は)。
そこで、安全な国ベスト10を調べてみました^^
世界で安全な国BEST10は?
それでは、安全な国ベスト10を下記に書いてみました^^
10位 スイス
9位 ツバル
8位 ニュージーランド
7位 ブータン
6位 チリ
5位 アイスランド
4位 デンマーク
3位 マルタ
2位 アイルランド
1位 フィジー
◎動画のほうが見やすい方は動画でどうぞ~^^こちらは、参考のyou tube動画です。
↓
それぞれの国がどういう国なのか?
詳しくまた分かりやすいのは、メリット・デメリットを見る事だと思いますので、下記にまとめてみました。
それぞれの国のメリット・デメリットは?
それでは、10~1位までのそれぞれの国のメリット・デメリットを下記に調べてまとめてみました。
やはり、どういう国なのか事前に知っているのと知らないのとじゃ違うますものね^^
10位 スイスのメリット・デメリット
10位のスイス。
まずは、メリットから^^
スイスはやはり山が多く、フランス他周りの国に囲まれていながらも、高い山脈がシェルターとしての役割ができるというのは有名な話。
その他には…
①アルプスの大自然
皆さんのご存じの通り、スイスと言えば「アルプスの少女ハイジの国」。
大都市チューリッヒにいても、ジュネーヴにいても、少し遠くを見れば、雄大な山々が姿を見せてくれ、大都市から車で10分ほど走れば、すぐに家族で楽しめるハイキングコースも簡単に見つけられるほど自然が身近で豊かとの事です。
冬のスキーやスケート、夏は海はなくとも湖が各地にあり、透明度も高く、泳ぐことが出来るので、それぞれの季節毎に自然を楽しむことができるスイスの環境は大きなメリットになっています。
②公立校の教育費は無料
スイスの学校と言えば、世界各国の富豪のご子息が集うボーディングスクールで有名です。
公立校へ通わせれば(そして成績が良ければ)、義務教育中は無料、大学や大学院も年間日本円にして10万円ちょっとだそうです@0@;
学校の成績が良くない場合は、職業訓練校などに通う事になるそうで、すぐに自分で生活費を稼げるようになり、親が教育費の心配をする必要はほとんど無いとの事。
世界的な学術的教育レベルは平均並みと言われているスイスの公立教育ですが、大学に行かなくとも自分で生計を立てられるようになる教育システムは、合理的なシステムと言えます。
私立校スイスでは、ボーディングスクールやインターナショナルスクールの数は迷い過ぎるほどあり、ブリティッシュスクール、イングリッシュスクールと名を打つ学校や、バイリンガルスクール、モンテッソーリ式スクールも山ほどあるそうです。
また、日本の私立校の分校があったり、チューリッヒやジュネーヴには日本人子女のための補習校も用意されてるとの事です。
私立校ならではの教育費の高さに劣らぬ教育レベルの高さは世界一と言えるかもしれませんね。
◎スイスの教育に関して詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ^^→https://ukihana47.com/archives/9406
③多種多様な人種
スイスは、4か国語を公用語に指定している国です。
大都市には世界各国の企業や国際機関が並んでいるので、生活している人々も多種多様な人種が集まっています。
少し田舎に行くと村意識が強く、閉鎖的な部分が見受けられることもあるそうですが、大都市で生活していればそのような心配はないとの事です。
子どもたちのいじめといった国籍や人種による差別的なことも聞こえてこず、国際感覚をもった子どもを教育するに当たっては非常に良い環境であるのではないでしょうか。
また、四方をフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアと諸外国に囲まれているため、近隣諸国よりスイス人は外国人に対してより理解があるような雰囲気だそうです。
④治安が良い
近年残念ながら隣国から様々な人種の方が入ってくる影響で、大都市では貴重品管理や駐車場では気を付けないといけなくなりました。
ですが、それでも近隣のEU諸国の大都市と比べたら、まだまだ治安が良いとの事です。
特に田舎の村へ行けば、見かけない顔の人がいれば、すぐに声を掛けられるほど平和な雰囲気だそうです。
➄清潔
大都市であっても、道にあまりごみが落ちていることは無いそうです。
日本と比べるとどうしても落ち度はあるでしょうが、それでもヨーロッパの中では全般的に清潔感を保っている国と言えそうです。
⑥交通の便
スイスは鉄道の発展が日本と同じ感覚で進んでおり、定刻発車のことが多く(近隣諸国ではこうはいかないとの事。)、大都市にはトラムとバスが縦横無尽に走り、観光地では山岳電車が大活躍しているようです。
車を使えば駐車代は高いものの、高速道路は1年間で40フランのヴィニエットと呼ばれるシールを買ってフロントに貼っておくだけで乗りたい放題だそうですよ♪^^
また、チューリッヒやジュネーヴといった大都市でも帰宅時間があまり気にならずに楽しめるようです。
⑦チーズ・ワイン・チョコレート
スイスと言えば、チーズと、ヴィリエやカイエといったチョコレート、更にネスレ本社があり、また、日本では希少価値の高いスイスワインが多くあります。
特に、スイスワインは輸出量が少なくほとんどが国内消費されてしまうそうなので、スイス国内でしっかり楽しむ事をオススメします^^
⑧BIO食品近年日本でも注目を浴びている
「有機食品」の事を「BIO」と呼ばれています。
「BIO」と書いてあるものが、一般のスーパーで気軽に見つけることが出来、その種類は野菜、果物、魚、肉、卵とありとあらゆる食品に及んでおり、中でも牛乳や子ども向けのお菓子類は種類が豊富でだそうです。
選ぶのも楽しそうですね^^
少し出費額は増えても、カラダに優しい生活を送ることができそうです。
➈子連れに優しい
家庭教育をもっぱら重んじるお国柄なせいなのか、子どもに優しい方が多いとの事です。
レストランや公共のお手洗いなどには赤ちゃん用の椅子や台が用意されていたり、子ども用のメニューもこちらからお願いするとメニュー外でも対応してくれることが多いそうです。
そういう理由か、近年スイスの出生率は上がってきているとの事です。
いかがでしょうか。
スイスのメリット、多いですね^^
では、次にデメリットのほうを。
①ヨーロッパではあまり評判が良くない
他ヨーロッパ人曰く、頭が固く四角四面、排他的・閉鎖的、懐疑的。
悪口と言われる類では、田舎者のくせに尊大、戦闘的、金に汚いケチ、人種差別主義、などと半分中傷めいた言葉も聞かれます。
冗談すら通じないとか、話してても全然面白く無いとか…。
すごい言われようですね^^;
判りにくいというか、たぶん、複雑なんでしょうね。
単純に住むのであればドイツの方が住みやすいとの事です。
②常に言葉の壁
常に言葉の問題に悩まされ、頭痛がつきものと言われるくらいだそうです。
③娯楽が少ない
娯楽が少なく刺激に欠けるとの事。
④ストレスが溜まりやすい
ストレスが溜まりやすいと言うより、ストレス発散の場がない、と言えるそうです。
➄食文化
慣れない食文化が辛いとの事。これは、どこの国に行ってもありそうな問題ですね。
⑥ごくたま~にアジア人に対する人種差別あり
ごくたまに、アジア人に対するからかいがあるそうな。
⑦交通の便がおそろしく不便
メリットの所で、交通の便が良さそうでしたけど、都市部だけって事かもしれませんね^^;
⑧仕事がない
就職難。
日本の氷河期よりひどいそうですヨ😱
という事で、スイスのメリット・デメリットでした。
9位 ツバルのメリット・デメリット
お次は、9位のツバル。
ツバルってどこ??って私は思いましたが、みなさんはパッと頭でツバルの場所が浮かばれたでしょうか。
ツバルの場所が(私と同じく)イマイチわからない方のために、地図を貼り付けておきますネ^^
ツバルやニュージーランドは、戦争が起きそうな国と離れていることもあり、これらの地域には、第三次世界大戦の影響はないとみられている模様です。
まずは、メリットから。
①自然が美しい
ツバルはサンゴの上に火山灰が覆いかぶさって出来た国なので、砂浜の砂がとても美しいです。
注意)持ち帰ろうとすると、オーストラリアの関税で捕まって取り出され、廃棄されるそうです。
②日本の国際協力活動が躍動
ジャイカのプロジェクトとして今、ツバルで海岸防護のプロジェクトを進めているそうです。砂地を作るプロジェクトとの事。
これ、メリットなのかどうか分からないのですが、メリットに入れときます^^;
③のんびりと時間が流れている
やはり、娯楽が限られているからか、時間がゆったりと流れているようです。
ツバルのメリットは調べてもあまり無かったのですが、強いて言えば、
平和
っていうことですかね^^;
では、デメリットを。
①物価が高い
特にホテルは観光客向けのためか、日本人から見てもとても高いです。
食べ物は全部輸入だそうです。
②ガソリンは高い
島の人は移動にバイクを使いますが、ガソリンが1リットル2ドル(オーストラリアドル)。
2016年で日本円にすれば170円近く……これはかなり高いですね。
ここ10年くらいで近代化になったということで、クルマも少しですが走っているようですが、ガソリンの値段を考えるとバイクが節約になりそうです。
③学校を卒業した後の就職先
男性は就職先として船乗りを目指す人が多いようです。
理由として給料がいいからということと、色んな国に行けるとの事。
実際にツバルのセーラーは船員トレーニングとして(日本の援助)日本に行くことがあるそうです。
女性のほうは就職先が厳しく、家事手伝いに戻る人が多いそうです。
ただ、日本人のように職が無い事に悲観的ではないそうです。
その理由は、家族や近所という人と人とのつながりがあるからだと思われます。
日本に薄れてきている地域間のつながりですが、日本の田舎のように、一日で噂が広まりそうだですね。
④大型の焼却場がない
国が小さいため、まとまったゴミ山があり、ある程度たまったらそこに捨て、つぶすそうです。
ガラスの破片もあり、子ども達が立ち入るのはとても危ない感じです。
➄年々気候変動に悩まされている
気候の変動による被害はやはりあり、塩害や、「キングタイド」(というハリケーンのような現象は4,5年前から急に強くなってきたそう)などの温暖化の問題が年々悩まされているそうです。
このツバルは近い将来、海中に沈んでしまうと言われています。
その理由は「海抜1メートル」。
いま進行している地球温暖化による海面上昇が、ツバルの自然、伝統、文化、そこに寄り添うように暮らしてきたツバルの人々の生活スタイルを崩壊させようとしているのです。
ツバルのメリット・デメリットでした。
個人的には、便利な日本に慣れていると、ツバルに移住するのはかなりの勇気が要りそうに思いました。
8位 ニュージーランドのメリット・デメリット
次は、8位のニュージーランドのメリット・デメリットです。
どこに行っても美しい風景が広がる、大自然に囲まれたニュージーランドは、「地球の箱庭」とも呼ばれているとの事。(へー!@0@)
では、そのニュージーランドのメリット・デメリットを。
まずは、メリットから。
①四季がある
ニュージーランドは、日本と同じように四季があります。
雄大な山々、神秘的な湖。
特に「テカポの星空」は世界でもトップクラスの美しさだそうですよ^^
また、長い海岸線に囲まれたニュージーランドは、ほとんどの地域が年間を通して温暖な気候との事で、美しいビーチも多く、マリンスポーツが好きな人やアウトドア派には最高の環境との事です。
②食材の宝庫
ニュージーランドは「食材の宝庫」と言われるほど、質が高く美味しい海の幸や山の幸が手に入るそうです。
お料理が好きな人やグルメな人にはたまらないですねー♪😊
また、水も日本と同じ軟水で美味しく、水道水をそのまま飲むことができるとの事です。
お水が美味しいのは、かなりのメリットですね♪
③時間を大切にできる
ゆったりとした時間が流れるニュージーランドでは、家族との時間や自分の時間を大切にできるそうです。
仕事は5時に終わり、日本のように残業するお国柄ではないので、夜は家族とゆっくり食事をしたり、自分の趣味に打ち込むことができるようです。
休日は、四季折々の豊かな自然の中、生きる喜びをニュージーランドではもらえそうです。
④原発がない
日本の原発が心配な人にとって、原発の無いニュージーランドはオススメ。
なんと電力の79%を、自然エネルギー発電で賄っているそうです@0@
主に水力、風力、太陽光、地熱、潮力などを使って発電。
人口が少ないため、自然エネルギー発電で十分に足りるそうですヨ。
➄移民に優しい
もともと移民が多く、多種多様な人種が暮らすニュージーランドでは、共通言語は英語。
なので、海外生活の中では楽な方で、英語を習得したい人にもいい環境と言えそうです。
また、治安も比較的よく、親切な親日家が多いので暮らしやすいとの事です^^
そして、医療設備や社会福祉制度も充実していて、安心して生活することができるそうです。
その他には、
- ゴミの焼却さえしないので空気の美しさは信じがたい
- 高速道路がタダ
- 汚職政治家はほぼ皆無
- 行政や銀行等の手続きが大変簡素で簡単
- 警察が公平に感じる
- メディアの信憑性が高い
などがありました。
かなりメリットの多い国ですね^^
では、ニュージーランドのデメリットいってみましょう!
①ビザの取得と仕事探しの必要性がある
ニュージーランドに住むにはビザが必要です。
「学生ビザ」でなければ、残るビザは「就労ビザ」か「永住権」ですが、それらを取得するためには、まずは英語で仕事探しをしなければならない。
これが想像以上に時間がかかり、ハードルが高いそうです。
さらに、職が探せたとしても移民のお給料は決して高くはないとの事で、不安ですね…。
②物価等が高い
ニュージーランドの物価は「高い」との事。
特に、主要都市のオークランドの近年の家賃高騰は異常なほどだそうです@0@;
これがきっかけで帰国する人も多いくらいだそうですよ。
さらに外食や衣類などの物価も上昇傾向にあり、福祉が充実している反面、消費税は15%も取られるとの事です。
現地の仕事だけで生活を続けていくというのは、かなり厳しいと…💦
③娯楽や利便性がない
家族や自分の時間が確保出来る反面、多くの店が夕方5時には閉まります。
そして日曜日も休業するお店が多いので、娯楽を求める人には不向きのようです。
また大都市の中心部以外は交通手段が発達しておらず、車がないと生活も不便だそうです。
④時間にルーズ
ニュージーランドにはゆったりとした時間の流れや、人の失敗を許せるおおらかさがある反面、時間にはルーズとの事。
➄地震もあり、1日の気温差が激しい
ニュージーランドは地震も発生する国です。
なので、日本と同じく自然災害への備えが必要になります。
また、年間を通して穏やかな気候ではありますが、「1日の中に四季がある」と例えられるほど、日中と朝晩の気温差が激しいとの事。
常に体温調整できる服や、日本の7倍の紫外線への対策も必要だそうです。
その他のニュージーランドのデメリットは、
- ネット環境が良くない
- あなたの英語が通じずにイライラする可能性大
- 自分で釣りをしない限り旨い魚は食えない
- 車社会で歩いて行動するのには適していない
- 日本並みのサービスはほぼ期待できない
- 冬に雨が多く、寒い季節にカビが生えやすい
- 理由は不明だが喘息患者が多い
- 医療水準は高いが、システムが馴染み辛い
- 歯医者はバカ高くてとても通えない
など。
メリットも多いけど、それと同じくらいデメリットも多いニュージーランド、という感想です^^;
でも、個人的には、原発が無い、というのが魅力的に思いました^-^
◎長くなりそうなので、「第三次世界大戦が起きたらどこへ逃げればいいの?②」(→https://ukihana47.com/archives/16984)へ続きます^^