日本では、もうマスク姿は当たり前、日常茶飯事になりました。
うちの主人は、寝る時もマスクをしています。喉が乾燥するからです。
マスクは素晴らしい機能を持っていますね^^
マスクには、風邪予防や、風邪を早く治す、という効果もありますが、黄砂やpm2.5、花粉対策としての予防にも使えると思います。
これから特にpm2.5などがひどくなる、と予想されていますので、良いマスクがあるのか詳しく調べてみることにしました^^
目次
黄砂とは?
花粉は、分かる方が多いとは思いますので、黄砂とpm2.5がどういうものか?というのを少し見てみたいと思います。
まずは、黄砂から。
Wikipediaによれば、黄砂の説明は下記のように書かれています。
黄砂(黄沙とも、こうさ、おうさ)。
英語: Asian Dust)とは、特に中国を中心とした東アジア内陸部の砂漠または乾燥地域の砂塵が、
強風を伴う砂塵嵐(砂嵐)などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象。
あるいは、この現象で飛散した砂自体のことである。
簡単に言うと、黄砂は主に中国から風にのって、日本国土にやってくる砂なんですね。
よく、晴れた日に、車を屋根の無い場所に停めていると、車に黄色い粉みたいなものがいっぱい付いていませんか?
それが、黄砂です。
一昔前は、こういうのはあまり無かったんですけどね^^;
pm2.5って何?
最近、ニュースでよく耳にするPM2.5ですが、わかりやすく言うと、
「大気中に浮遊する直径2.5μm(マイクロメートル)以下の微粒子状の物質」
物質の種類は関係なく、2.5μm以下の大きさの物質を全てPM2.5と言うそうです。
※マイクロメートルとは、1ミリの1/1000の大きさ=0.001mm。
髪の毛(70μmくらい)と比べると、1/30程度の大きさ。
スギ花粉(30μmくらい)と比べると、約1/10以下の大きさ。
PM2.5は目に見えない、非常に小さな超微粒子のことなのです。
PM2.5が発生する原因
中国で発生しているPM2.5の主な原因は、火力発電や工場などで、中国国内の安価な石炭を環境設備をせずに燃やしていることだそうです。
また、中国の家庭で冬場の暖房に使用している質の悪い練炭や、質の悪いガソリンを使用した自動車が急激に増えたことも、原因の一つになるようです。
そして、タバコの煙にもPM2.5が含まれていることが、最近分かったとか。
有害なものが日本に風に乗って流れてきているんですね。
風向きが反対だったらこんなことにはならなかったのでしょうけど、そうしたら、ヨーロッパ諸国の方がお気の毒な事になっていたでしょうね…。
PM2.5の成分
PM2.5には下記のようないろいろな物質が含まれているそうです。
炭素、硝酸塩、アンモニウム塩、硫酸塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなど。
以上のような、たくさんの成分が混ざったものでできています。
体に悪影響を及ぼすことは、間違いないようです。
PM2.5が人体に及ぼす影響と症状とは?
PM2.5は粒子の大きさが、非常に小さな超微粒子なため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、PM2.5が肺の奥深くに入ってしまうと、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器疾患や、循環器系疾患などのリスクが増えるとの事。
また、ぜんそくの方がいつもより症状が悪くなったり、アトピー性皮膚炎の方のかゆみが増したりなど、症状が悪化傾向にあるという報告があるようです。
特に、呼吸器系や循環器系に疾患をもつ方や、お子様、老人などは影響を受けやすいと思われるので要注意です。
PM2.5はどれくらいの濃度で影響があるの?
環境省による日本の環境基準によると、PM2.5の濃度の1日の平均値が35μg/m3以下であれば、健康には影響はないとされています。
しかし、1日の平均値が70μg/m3を超えてくると、人体に健康影響が出現する可能性が高いので注意が必要との事です。
自分の居住地の、PM2.5の濃度を調べるには?
環境省大気汚染物質広域監視システムの「そらまめ君」でPM2.5の濃度を調べることができます^^♪
そらまめ君⇒http://soramame.taiki.go.jp/Index.php
PM2.5の飛散時期は?
近頃、中国では環境破壊の影響などでPM2.5が大変多く発生しており、偏西風の影響を受けて日本でも影響が現われ始めています。
PM2.5の日本への飛散時期は、2月~4月で黄砂の時期とほぼ同じ季節です。
影響を受けやすい地域は、中国に近い長崎県、福岡県、熊本県、沖縄県などの九州地方や愛媛県、高知県、徳島県、香川県などの四国地方です。
また、その他の広島県、大阪府、愛知県などの西日本においても、環境基準を超えるPM2.5の大気汚染が観測され始めているようです。
PM2.5の濃度ですが、季節によって違い、例年は3月~5月にかけて上昇する傾向にあります。
また、夏から秋にかけての濃度は、比較的安定しているようです。
PM2.5に効果があるマスクは、どんなマスクなのか?
普通のマスクではPM2.5には、効果がないと言われています。
マスクは大きく分けて、『家庭用マスク』『医療用マスク』『産業用マスク』の3種類に分類されます。
この3種類の内、PM2.5に効果があるのが、『医療用マスク』と『産業用マスク』です。
家庭用マスクは安くてドラックストアにも売っているので、気軽に購入できますが、PM2.5が通り抜けてしまいます。
医療用のマスクと産業用マスクにも、更に細かい規格があります。
特に覚える必要は無いので省きますが、2つの規格だけは覚えておくことをおすすめします^^
それがPM2.5対策に有効なマスクの規格で、
『N95マスク』と『DS2マスク』
です。
N95マスクとは、0.3μmの粒子を95%以上防ぎます。
DS2マスクも日本の規格ですが、N95マスクと同等と言われています。
高性能なN95マスクとDS2マスクですが、少し問題もあります。
PM2.5などの微粒子を防ぐぐらいなので、普通のマスクと比べて呼吸するのに、抵抗が強いそうです。
特にこのクラスのマスクを始めて使用する人なら、息苦しく感じるとの事なので、少し覚悟が要りそうです^^;
そして、N95マスクは高価なので、毎日使うことを考えると費用がかかります。
安全を取るかどうか、というところですね…。
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効果が高いマスクのつけ方は?
マスクのつけ方一つにも、効果の違いが出るようになるそうです。
- マスクには裏表があります。
耳にかけるゴムが付いていない方が、顔にあたる面になります。
。 - 鼻にあたるワイヤーの部分を真ん中で半分に折ります。
。 - 鼻に合わせてワイヤーを調節します。
。 - ブリーツ式のマスクは下まで伸ばします。
この時に、口を隠すだけではなく、あごまですっぽりとかぶせるのがコツです。
。 - 最後に、マスクの表面を両手で覆って、息を吐きます。
その時に顔に息が漏れている感じがあれば、マスクの位置やワイヤーを調整します。
顔とマスクの間に隙間があると、PM2.5を防ぐ効果はほぼなくなると言うデータもあります。
本気でPM2.5を防ごうと思うと、家族それぞれに合ったサイズのマスクを用意する事が大事なようです。
マスクいろいろ
★pm2.5を防ぐ、というのではないのですが、活性炭入りおしゃれマスクというのも楽天に出ていました^^見るだけでも楽しくなりますヨ♪→【送料無料】 デザインマスク 5枚入り 黒マスク 柄マスク 特殊活性炭シート入り
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そして、私はこれから黄砂や花粉、pm2.5がひどくなると、流行ってくるであろうと思っているアイテムが下記の画像の「ニカブ」です!これをデモ隊巻き(口も覆うこと)にするとエキゾチックなセクシーさも出ると思われる^^
出典:Pinterest
素敵だと思いませんか?^^
少しでも、pm2.5に対しておしゃれアイテムを楽しんで、健康対策したいですね♪
まとめ
今回調べてみて、pm2.5が関西までやってきている、というのも知ることができましたし、対策用のマスクがどれが良いかもわかりました♪^^v
調べてみて疑問に思ったのですが、窓でpm2.5などを防ぐアイテムなどがないかな?ということです。
また、調べてみたいと思います^^