年末年始に蟹を食べたくはなりませんか?
私はなります^^
でも、蟹の種類にも色々あるので、どれが美味しいかわかりません。
よく聞くのが、タラバガニとズワイガニです。
そこで、タラバガニとズワイガニの違いについてやどちらがおいしいかなど詳しく調べてみました^^
目次
蟹の種類はどんなのがあるの?
まず、蟹の大まかな種類を見ていきたいと思います。
蟹の王様と言われる2種類の蟹は、
本タラバガニ(レッドキング)
食べごたえ抜群。外見からは甲羅の中央に6個のとげが確認できます。
アブラがに(ブルーキング)
本タラバガニ比べ、価格が安い。
外見からの判別は、甲羅の中央に4個のとげがあります。
生きている状態では表面がブルーの箇所も見られます。
キング(王様)以外の蟹は、
毛蟹
体全体が細い毛で被われ、かにの中でも、身と蟹味噌(かにみそ)などの食べれる部分の割合が殻に対して最も多いかにです。
身のおいしさと共に、蟹味噌が大好きと云われるファンが多い様です。
ズワイガニ
産地によりその名が変わります。
(松葉ガニ・越前がに)オホーツク海沿岸から沖合に広く分布し、身入り・風味ともも良い時期は5~6月です。
北海道より本州産地に運ばれて、その名を変えて販売されることもあるとの事。
花咲がに
根室半島の中央、花咲港で多く水揚げされたことからこの名前が付きました。
漁期は6月末~9月にかけて最も多く獲れます。この時期メスは卵を持ち、その内子(からすみ状態のもの)、外子(粒子卵)に人気があります。
蟹の種類も色々あるんですねー@0@
上記を見てよくわかりました^^♪
タラバガニとズワイガニの違いは?
茹でガニや焼きガニ、カニしゃぶなど、様々な調理法で楽しむことができるカニですが、数あるカニ中でタラバガニとズワイガニは高い人気があります。
日本で食べるカニと言えば、タラバガニとズワイガニが有名です。
これら2種類のカニには大きな違いがあるそうです。
●タラバガニ
脚: 太い脚が4対8本
全体: 大きな甲羅でトゲトゲしている
生物学的分類: ヤドカリ上科
味: タンパクで大味、食べごたえがある
カニ味噌: 基本的に食べない
産地: 根室などの北海道以北、ロシア、ノルウェー
値段: ズワイガニより高い、1パイ=2,000~1万円
●ズワイガニ
出典:タラバガニ ズワイガニ
脚: 細い脚が5対10本
全体: 小さな甲羅でツルツルしている
生物学的分類: ケセンガニ科
味: 繊細で甘みが強く、カニ本来の旨味
カニ味噌: 濃厚で美味しい
産地: 松葉ガニや越前ガニなどが有名、オホーツク、アラスカ
値段: タラバガニより安い、1パイ=1,000~5,000円
タラバガニとズワイガニはまずは見た目が大きく違うのと、タラバガニは体全体が大きく、足がとても太いのが特徴です。
ズワイガニはタラバガニと比べると体のサイズは小ぶりですが、足が細く長いのが特徴。
この見た目の違いは、それぞれのカニが異なる分類に属することに由来しており、タラバガニはエビ目ヤドカリ下目タラバガニ科に分類され、分類上はカニではなくヤドカリの一種との事です。
それに対して、ズワイガニはエビ目カニ下目クモガニ科に分類されますから、正真正銘、カニの一種ということですね。
ズワイガニでは私たちは「松葉ガニ」や「越前ガニ」をよく目にします。
ズワイガニは品質の違いによって
- 本ズワイガニ
- 大ズワイガニ
- 紅ズワイガニ
に分類されており、その中でも最も高品質な本ズワイガニが獲られる産地によって松葉ガニや越前ガニというブランドで呼ばれているんだそうです。
タラバガニとズワイガニは見た目と同様に、味にも大きな違いがあります。
タラバガニは大振りな身が魅力的で食べごたえ抜群ですが、味はややタンパクです。
ズワイガニは繊細で甘みがあります。
そのため「カニを食べた」という満足感を得られるのはタラバガニですが、カニ本来のうま味をじっくり味わえるのはズワイガニという違いがあります。
蟹みその味は?
出典:楽天市場
蟹を食べる時の楽しみの1つ「かに味噌」。
蟹の甲羅に乗せて焼いて食べると、また格別な美味しさがありますよね^^♪
しかし、普段は胆のようなものと理解しながら食べていますが、正確にはその正体を知っていない人が多いのではないでしょうか。
かに味噌と呼ばれている物の正体は?
かに味噌と呼ばれている部位。
それは「中腸腺」と呼ばれる節足動物や軟体動物の消化管のことだそうです。
人間で言うと肝臓と膵臓にあたり、蟹にとっては両方の機能を併せ持っている場所となります。
イカにおいてはイカわた、エビの頭にある味噌、帆立貝や牡蠣の黒い部分もこの「中腸腺」にあたるそうです。
かに味噌の色や形の違いは?
かに味噌の色や形は蟹の種類によって違ったり、同じ種類でも蟹の大きさや身の入り具合によっても違っていたりするそうです。
茹でた状態では分かりませんが、生のまま蟹の甲羅を取ってやると味噌にあたる部分はキレイなオレンジ色。
新鮮な「かに味噌」はオレンジ色をしていて、採れてから時間の経ったイキの悪い蟹は黒く変色していくとの事です。
そして時間とともに張りも無くなり形も潰れていくようです。
かに味噌の色や形は新鮮さに大きな関係がありますが、もともと蟹によって食べているものの違いでも変わってきます。
- ズワイガニ
ズワイガニは雑食で、貝類・多毛類(ゴカイなど)・魚介類の死骸・脱皮後の殻まで食べる。 - タラバガニ
タラバガニは肉食で、貝類・多毛類(ゴカイなど)を食べる。 - 毛ガニ
毛ガニは肉食性で、貝類・多毛類(ゴカイなど)・小魚・甲殻類を食べる。 - 花咲ガニ
花咲ガニは特殊で、昆布を食べている。
昆布を食べている花咲ガニは黒っぽい色、ズワイガニ・毛ガニ・タラバガニはオレンジ色をしています。
それ以外にも、しっかり栄養を取った蟹は身も詰まり、消化器官の「中腸腺」にも旨味を持った”かに味噌”が詰まっているでしょう。
美味しい”かに味噌”の蟹はどんな蟹?
多くの人は毛ガニのかに味噌が一番美味しいと言うそうです。
濃厚でクリーミーな味で、他の蟹より味噌も多く入っている感じです。
それに対して、ズワイガニのかに味噌は、毛ガニに比べて「こってりしてしっかりした味」だそうで、お酒に合う感じです。
美味しいかに味噌を食べたいのであれば、安いものを買っては期待できないと言えるようです。
そして、
かに味噌を食べるなら「毛ガニ」か「ズワイガニ」
になるそうです。
タラバガニ・花咲ガニのかに味噌は美味しくないそうで、基本的にかに味噌を期待して食べるものではないようです。
回転寿司の「かに味噌」
最後に回転寿司のかに味噌について。
軍艦の中に盛られているかに味噌を見ると、ボコボコ感がなくてトロ~っとしているから何か作り物のように感じてしまいます。
もしかしてこれは・・・?と、思いながらも味はかに味噌。
多くの回転寿司では紅ズワイガニのかに味噌が使われているそうで、味噌には蟹肉や甘味料が加えてあるのだそうです。
手は加えてあるけれどほぼ100%かに味噌であるとの事。
さすがに毛ガニのかに味噌は使えないようですね^^;
茹でカニに適したカニは?
カニの最も一般的な食べ方としてあげられるが茹でカニです。
カニの食べ方として第一候補としてあげられるのがこの調理法で、カニの食べ放題などに行くと、基本は茹でカニが出てきます。
その理由は小ぶりのカニが出されることが多いからです。
小ぶりのカニは茹でカニくらいでしか食べることができないですからね。
しかし、大型のカニを購入して、口いっぱい豪快にゆでガニを食べてみたい…誰もが思うカニの食べ方のあこがれではないでしょうか。
茹でカニするなら一番のお勧めはズワイガニだそうです。
なぜなら、ズワイガニは味が深く、身もとてもぷりぷりしていて殻いっぱいに身が詰まっているからです。
タラバガニも同様に身に弾力性があるといわれていますが、その分大味のため、茹でカニにすることでさらに味が逃げてしまいます。
結果的に薬味に頼らざるを得ない茹でカニになりやすいのだそうです。
ズワイガニは味が多少逃げてしまっても、風味や味の深みを失うことはありません。
茹でガニも豪快さを求めるなら、できれば大型の脚を購入することをオススメします^^
カニに栄養はあるの?
カニに対して「栄養はあるの?」と疑問を持たれる方が多いようなので、調べてまとめてみました^^
蟹(かに)の効能効果
- 高血圧予防
- がん予防
- 動脈硬化予防
- 眼精疲労緩和
- 肝機能強化
- 骨粗鬆症予防
蟹の栄養
- ビタミンのB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
- 鉄
- ミネラル
- タウリン
- アスタキサンチン
- カルシウム
カニはエビ同様、高タンパクで低脂肪のヘルシー食材だそうです。
糖質や脂質の代謝を良くする、ビタミンのB1、B2、ナイアシンも豊富なため、美味しいうえに太りにくいという点が魅力的ですね。
味覚、臭覚に関係する亜鉛や貧血を予防する鉄、その鉄の吸収をアップする銅といったミネラルも十分に含まれているとの事です。
また、魚介類に多いタウリンもしっかり含まれており、身の赤い色は免疫力を高める色素のアスタキサンチンです。
タウリンは肝機能を強化するとともに、血中のコレステロールを抑え、また眼精疲労にも効果あるアミノ酸の一種です。
缶詰めの場合は汁の部分に溶け出していますので、捨てずに利用することをオススメします^^
そして、忘れてはならないのが豊富なカルシウム。
カルシウムには骨や歯を丈夫にする以外にも、ストレスをやわらげる働きがあり、ストレス過多の現代人には不可欠の栄養素です。
賢い人は通販でカニを購入
意外と知られていませんが、産地直送の通販を利用することでカニを最も鮮度の良い状態で購入できるそうです^^
産地直送の通販を利用した場合、カニが食卓に並ぶまでに「生産者→消費者」という短い流通過程なので、デパートのカニよりも圧倒的に鮮度が良いです。
また、通販サイトによっては、最短1日で届くため、本当に新鮮なカニを食べていただくことができます♪
本当に新鮮なカニを食べたい方は、カニの通販サイトを使うことをおすすめします^^
★蟹は、楽天でも購入できます^^→見てみる
☆蟹をお店で食べたい方は、有名な「かに道楽」はどうでしょうか^^♪→かに道楽
★年末年始は、大阪へ旅行がてら蟹を食べて大阪の美味しいお店を食べ歩き、USJも楽しむ。
そして、時間があれば奈良のほうへも足を延ばしてみる、というのもいいかもしれませんね^^
旅行のお宿の予約は楽天トラベルで簡単に出来ますョ!^^→楽天トラベル
◎USJ記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/3030
◎奈良観光スポット記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/1674
◎大阪EXPO CITYへの行き方はこちら→https://ukihana47.com/archives/2061
実際楽天でカニを購入してみた
楽天で、ズワイガニを購入してみました♪^^
私は、蟹味噌が好きなので、毛ガニが良いと思ったのですが、主人が蟹味噌があまり好きではないため、鍋用ということでズワイガニにすることにしました(本当に主人との食の好みが合わないなぁ…)
主人が、殻をむくのが面倒だ、というので、楽天で見てみると、殻が剥かれて冷凍されているものが売ってありましたので、それを購入。
これは、食べるとき、楽ちんでした♪^^v
★「ズワイガニ むき身」と楽天で検索すると出てきますョ!^^→見てみる
宅配で届いたとき、「え?こんなに小さい箱!?」と思いましたが、実際食べ始めると、結構な量が入っていることに気付きました^^
購入したのは、「1.2kg」でしたが、夫婦二人なので、十分でした♪
鍋にすると、とってもおいしかったです^^
大満足でした♪
まとめ
蟹の事を全然知りませんでした^^;
今回調べてみて本当に良かったです。
タラバガニとズワイガニ、どちらを買うか?という疑問には、
ズワイガニ
と答えざるを得ないようです^^;
蟹味噌も食べられるのですからね♪
でも、蟹の種類の中でなら、
毛ガニ
かもしれませんね^^;
なんたって、食べれる部分の割合が殻に対して最も多いカニだそうですから。
しかし、個人の好みにもよるので、どれを選ぶかはあなた次第です
寒い冬、コタツでぬくぬくしながら美味しいカニを食べ、至福の時を過ごしてみましょう♪
追記:
実際にカニをネットで購入してみたので、感想や写真を上記でアップしました^^
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