たまたまネットサーフィンをしていて知った「マイナンバー制度は預金封鎖のため」という話。
「マイナンバーは、国民の資産把握をするため」
という話は聞いたことがありましたが、「預金封鎖」という強硬手段に出る、というのは考えつきませんでした。
日本が経済破綻することがあれば、預金封鎖はありうるだろうなぁ…くらいにしか考えてませんでした。
しかし、経済が破綻する前に預金封鎖をする、というのを政府が考えている、という話がネット上で出回っています。
そこで、マイナンバーで口座預金が封鎖されるとどうなるのか詳しく調べてみました。
目次
マイナンバーに意図は?
2016年1月から本格的に始まったマイナンバー制度。
◎詳しくは、マイナンバーについての記事(→https://ukihana47.com/archives/938)をご覧ください。
政府が全国民の全財産の情報を把握するというマイナンバー制度に疑問を持ちませんか?
マイナンバー制度の本当の目的は、国民の所得の把握ではなく資産を把握するためものという噂がありました。
私も、別にそれぐらいなら別に…と思っていました。
あとは、個人の履歴なども把握されるので、もう転職とか出来ないなぁ…、年貢の納め時だなぁ…ぐらいにしか思ってませんでした。
しかし…!
政府がマイナンバーで資産を把握して、貯蓄税の導入または預金封鎖をする、という事が考えられるというのです。
では、次の項で「貯蓄税」とはいったいどんなものか調べてみることにしました。
貯蓄税とはどんなもの?
貯蓄税とは、
私たちが銀行に預けたお金や預金に対して税金がかかる
というものです。
構想されているという具体的な税金の内容は、国民一人当たりの1000万円を超える預金に対して納税義務が発生し、毎年2%の税金が課税されるというものだそうです。
私たちは通常、預金することでわずかな金利を得ています。
しかし、貯蓄税が導入された場合、預金を続けているだけではお金が減っていき、損をすることになります。
実施はいつから?
貯蓄税は、実際に施行されるかどうかさえわかりませんが、もし仮に施行されるのであれば、
2018年以降ではないか?
と言われています。
預金封鎖ってどういうの?
貯蓄税は大体わかったけれど、じゃあ、「預金封鎖」ってどういうのでしょう。
預金封鎖というのは、国の財政が悪化した場合の特例措置として、銀行に対して意図的に税金をかけて政府収入にあてることで破綻から免れる政策のことです。
つまり、私達が銀行に預けている預金額を使って財政を建て直そうという措置なんです。
詳しく言いますと、銀行から1日に引き出せれる額の上限が決められてしまうということらしいです。
家賃やローンも滞納を余儀なくされ、光熱費も払えずに、いずれは電気・ガス・水道も停められてしまうでしょう。
わずかなお金を生きるための食費に使っていかなければならない状態になってしまうんです。
日本政府が、ま、まさか!!
誰もがそう思いますよね?
私もそう思いました。
そんな事したら、国民が怒って暴動が起きる!
しかし、預金封鎖というのは、起こるならある日いきなり起こるそうです。
発令されればどうしようもない…。
いきなりやらないと「預金封鎖」は意味が無いそうです。
過去に預金封鎖はあったの?
日本は、過去にも預金封鎖をしたことがあったそうです。
第二次世界大戦に敗北し、軍事費等の膨大な支出によって財政が極端に悪化していた日本は、この戦後復興に向けてこの財政状態を解消する必要がありました。
当時も現代と同じく、国家が債権を販売していたのは日本国民だったそうです。
(現在の国債発行=昔の軍事費)
債権を買っていた国民は当然、国にその変換を要求。
しかし、敗戦によって甚大な被害を負った日本にそれらの債権に対して支払い能力も無く、当時の日本政府は困惑しました。
そして、国民の預貯金を使って、それらの財政赤字を補填するという強硬手段に出たんだそうです@@;
具体的に何をしたかというと、
銀行から1日に下ろすことができるお金を制限された国民は当然、銀行に自分の預金を引き出しに掛かります。
しかし、1日あたりの引き出し限度金額がものすごく低く設定されているので、全額を引き出すには到底間に合いません。
そうこうしているうちに、旧勘定と新勘定の移行期間が終了し、結果として
引き出せなかった旧勘定の資産を全て失うことになるという結果となります。
これは言ってみれば、国民の預貯金を国が全て取り上げたのに等しい政策だったのです。
今後考えられる預金封鎖のまとめとしては、
- 預金封鎖
- 新札切り替え
- 新札切り替え税
の3つがセットとなることが考えられるとの事。
3つめの「新札切り替え税」は、交換時には20~25%の新札切り替え税を取るのです。
100万円の現金が、新札では75万円か80万円になってしまうということですね。
貯蓄税、預金封鎖の対策は?
それでは、貯蓄税・預金封鎖への対策はどういうのでしょう。
- 「金塊」を買っておく
- 「株」を買っておく
- 「宝石」を買っておく
- いろんな(お店)カードにチャージ(入金)しておく
※実行される場合は、自己責任でお願いします。
「金」はいつの時代もどこの国でも通用する唯一の絶対資産というのが理由です。
「金」を買ってタンス預金すると盗難リスクがあるので、銀行で貸金庫でも借りて預けておくのが賢いそうです。
とりあえず、現金で資産を持っておくのはダメということなんですね^^;
◎自宅で金庫を買って管理する方は、こちらの金庫記事をご覧になってはいかがでしょうか^^→https://kaji-shufu.club/archives/518
★宝石(ジュエリー)は宝石店でも購入できますが、楽天でも購入できます^^→見てみる
マイナンバーに付け加えられるものの予想は?
今後、マイナンバーに紐づけされるものの予想や予定としてはどういうのがあるのでしょう。
- 2017年7月:地方自治体間の予防接種に関する情報連携
・健康保険証とマイナンバーの一体化(検討中)
・将来的に重複受診や多重投与の削減に活用 - 2017年7月:運転免許証との一体化(協議中)
- 2018年:銀行などの預金口座に個人番号の適用開始(任意)
- 民間会社も参入を狙っている。
- NHKも参入したいと言っている。
また、総務省は各種ポイントカードや銀行、図書館、商店街などのカードをマイナンバーカードに一本化できないか、検討を始めると言います。
そうすると、上記項目の「預金封鎖での対策 4.カードにチャージ(入金)」の手は使えませんね。
国は、取れるところから根こそぎ取っていって、国民に最低限の生活だけをさせる気なのかもしれません
まとめ
預金封鎖が起これば暴動が起きる、と予想した私ですが、実際のところ、平和ボケした日本国民が怒りに任せて政府に対して何か「行動」を起こすでしょうか?
不満だけが溜まっていくけど、実際のところは何も出来ない…という感じになりそうです。
決まった制度・政策になされるがままになるのが実状、となるような気もします。
しかし、そうなったとしても、被害が最小限に済むように出来るだけ対策は立てておきたいなぁ…と思います^^