衣類の管理は、主婦にとって悩みになりやすい問題の一つ。
特に、シミ。
小さいお子さんがいらっしゃるお家では、お子さんの洋服にシミがつくことも多いのではないでしょうか。
そのシミですが、お家でシミ抜きが出来るなら、わざわざクリーニングに出さなくて良いですし、とても経済的ですよね^^
ということで、お家で出来る染み抜きの方法を詳しく調べてみました^^
目次
第1回目~、「ジュース」、「チョコレート」、「しょうゆ」、「カレー」、「コーヒー」、「ソース」、「ケチャップ」、「ミートソース」、「焼肉のタレ」、「紅茶・緑茶」のシミ抜きの記事を書きました。
第11回目は、「ワイン」のシミ抜きについてです。
ワインを飲まれる方にはありがちなシミですネ^^
ワインのシミは、付いてすぐなら水や洗剤で洗えば落ちる場合もありますが、時間が経つと非常に落ちにくいシミになるそうです。
ワインのシミの場合は、基本的に漂白処理で取り除くとの事。
衣類の素材や染色状態やシミが付いてからの時間などにより、シミの取れ具合が違います。
※大切な衣類はプロのクリーニング屋
では、用意するものから。
ワインのシミの場合は、付いてすぐなら洗剤などでも取り除ける場合がありますが、酸素系漂白剤が使える衣類なら、漂白処理から始めた方が早いです。
①
漂白剤を使用する場合に一番注意しなければならないことが地色の色はげです。
漂白剤を使用する場合は、目立たない所で必ずテストをして下さい。
漂白剤を塗った部分が色ハゲ(脱色)などがなければ、基本的に大丈夫ですが、漂白テストで色ハゲが発生した場合は、漂白処理は行わないで下さい。
②シミ部分に漂白剤を塗ります
衣類の裏に漂白剤が付かないようにタオルなどをシミ下に敷きます。
漂白剤を塗るモノは、基本的に何でも良いですが、シミの大きさなどにより、綿棒、染み抜き棒、筆、スプレーなどやりやすいモノを使用します。
漂白剤をシミ部分に塗っていく。
色柄物の場合は、色はげを最小限にするためにシミ部分から はみださないように塗ること。
この場合は、綿棒や筆で塗るのがおすすめ^^♪
③ シミ部分をドライヤーで加熱します
ドライヤーは、HOT、熱風で使用します。
ドライヤーは、約10~15センチ離して約5秒~10秒くらい加熱します。
この時もシミ部分から目を離さないこと!
シミの取れ具合や地色の変化をよく確認することが大切です。
もし、色はげが発生した場合は、すぐにドライヤーでの加熱を中断し、水ですすいでください。
漂白力は、温度が高いほど有効ですが、色はげが起こりやすくなります。
理想の温度は、50℃~60℃以内の温度で漂白すること。
60℃超えると色はげが発生するリスクは、高くなりますので、色柄物の衣類は注意です。
ドライヤーの温度は、ドライヤーの機種にもよりますが、大体1200wのドライヤーで、約10~15センチ離せば、50℃~60℃の温度になります。
ちなみにドライヤーを10cm以内近づけると約70℃~80℃以上になりますので、必ず10~15センチ離して処理してください。
この方法で、少しでもシミが薄くなるのなら、⑥の方法を2,3回繰り返します。
シミ抜きで大切なことは、シミ部分が少しでも薄くなるのなら、同じ処理を繰り返すことです。
⑤ そのまま、衣類に合った方法で洗濯します
シミが取れれば、そのまま衣類に合った洗濯方法で洗濯を行います。
基本的にシミ抜きは、洗濯前に行うのが理想です。
洗濯や乾燥を行うと、シミが取れにくくなるのが理由だからです。
※上記でも取れない場合は、ご家庭でのシミ抜きが困難になる為、お近くのクリーニング店でご相談されたほうが良いかと思われます。
とは言っても、自分でシミ取りするのが面倒くさい~という人は、シミ取りのプロがいる宅配クリーニングを利用するのも手です^^
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◎続きは、「家で出来る染み抜きの方法は?⑫」になります。