スウェーデンの教育制度に引き続き、アイスランドの教育制度も詳しく調べてみたいと思います^^
他の国の教育制度に興味のある方は下記をご覧ください。
◎フィンランドの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17451
◎オランダの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17470
◎デンマークの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17459
◎スウェーデンの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17449
◎ノルウェーの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17456
◎スイスの教育制度の記事はこちら→https://ukihana47.com/archives/17468
目次
まず、アイスランドの位置を地図で見てみましょう^^
国土の一部が北極圏に位置し、「火山と氷の国」と呼ばれる国・アイスランド。
北大西洋に浮かぶ、ヨーロッパで2番目に大きい島国ですが、国土の多くを氷河や火山が占め、人間が生活できる面積が少ないために、人口はわずか31万人です。
主な産業は水産業で、日本で食べられているししゃもや甘えびの多くがアイスランド産です。
また観光地としても人気。
フィヨルドと呼ばれる美しい海岸やオーロラが有名です。
◎アイスランドのオーロラのyou tube動画がありましたので、貼っておきます^^
↓
そんなアイスランドの教育制度を見てみましょう^^
アイスランドの教育制度は、
に分けられます。
義務教育である初等教育の就学年齢は6~16歳まで。
義務教育期間中は一般的に,アイスランド語,数学,美術,工芸,家庭科,音楽,社会,自然科学,体育に加え,第6学年からはデンマーク語,第7学年からは英語を学ぶそうです。
すごいですね@0@;
でも、語学は10歳までに習った方が良いそうなので、私は、日本の教育制度に英語を小学校低学年から入れて欲しいと思いますね^^
アイスランドの初等教育から高等教育にかけて,学校の大半は公立で,私立はほとんど無いそうです。
そして、アイスランドには日本のような受験制度はありません。
中等教育を受けたい人は,初等教育の時の成績と自分の希望に合わせて学校が決まるんだとか。
中等教育を修了すれば,自動的に高等教育を受ける権利が与えられるそうです。
そのためアイスランドでは,中等教育修了後すぐに大学へ入学せずに,アルバイトをしたり,旅行に行ったりする人も多く,大学では誰でも自分の好きな学部に入ることができ、自身の希望に合わせて柔軟に学部を変更することも可能なようです。
いいですね!
ちゃんと目標を定めてから大学で行く、それが可能な国なのですね^^
子供たちは徒歩、自転車、バスまたは親の送り迎えでそれぞれ登校し、毎週月~金の朝8時半~14時頃まで授業を受けます。
昼食については、給食かお弁当持参かを選ぶことができるのだそうです。
まずは「イノベーション・コンテスト」。
「イノベーション・コンテスト」とは、年に一度アイスランド全土から子供たちが参加するコンテストで、子供たちが日常生活の中から問題点を見つけ出し、その解決策を提案するというコンテストです。
最優秀賞受賞者はアイスランド大統領から直々に賞が授与されるのだそうです。
ちょっとちょっと、このコンテスト、すごく良いと思います!!!
これは、ぜひ日本の小学校にも取り入れてほしいですね!!^^
ある学校では、毎年リサイクル品を利用し、ランプを作るコンテストが開かれています。
アイスランドでは冬場の日照時間が最短4時間となるため,暗く長い冬を楽しく過ごすのに最適なランプを子供たち自身が考え、実際に制作しているんだそうです。
アイスランドでは共働きが多いため、子供たちが退屈することなく両親の帰りを待つことができ、また両親も安心して働ける環境を整えている学校が多いのだそうです。
また、アイスランドの最初の10年間が義務教育で、就学率は100%だそうです。
その理由は、学校の大半が国公立であること、国公立の学校は大学まで授業料が無料であることが挙げられると思われます。
また、歴史的にデンマークとの関係が深いアイスランドでは、日本の小学6年生にあたる学年からデンマーク語を学び、その翌年からは英語の授業が始まるとの事。
義務教育期間に2つの外国語を学ぶのも、アイスランドの教育の特徴みたいですね^^
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教育の充実とは相反して、2008年の秋以降、世界的な金融危機の影響で、アイスランドの経済は深刻な状況にあるようです。
現在アイスランドは、不況からの脱出を目指しています。
不況でも、アイスランドの教育制度は羨ましいと思います。
日本が、教育制度をもっと良いように変えて、働き方の制度も変えれば、もっともっと住みやすい国になるかもしれません。
というか、子供を産んでもいい、と思えるかもしれません。
でも、何もかもが上手くいっている国はあるのでしょうか。
(いや、無いと私は思います^^;)
次は、スイスの教育制度を調べてみたいと思います。