うちの主人は、若い時から、夜中にトイレに起きる、という事が普通になっているそうで、私は寝たら朝まで目が覚める、ということがないので、驚いています。
というか、夜中にトイレに起きるとかあまり身体によくない気がするのです。
眠りが浅くなるでしょうし、疲れが取れないと思うのです。
まぁ、仕事が不規則な主人とは部屋は別々ですけど、たま~に主人のトイレに行く音とかで私の目が覚める時があったりもするので、いろんな意味で、どうにかできないかなぁ、と思い、今回、男性の頻尿(に入るのかわかりませんが)について詳しく調べてみることにしました。
目次
頻尿と聞くと、中高年~高齢者の方のイメージですが、最近この頻尿が若い世代にも増えてきているそうです。
特に10代~20代の男女に頻尿が急増中との事で、主人も珍しくない、という感じでしょうか^^;
でも、いったい「頻尿」と呼ばれる範囲はどこまでなのでしょうか。
頻尿とされる定義とは、日中の場合では8回以上、夜間では2回以上起きる方が頻尿とされる対象となります。
出典:コナトキ
そして、正常の場合の1日の排尿の回数は、
が目安とされています。
ということなので、主人の場合は、日中はちょっとわからないですけれども、夜中は2回以上トイレに起きているようですので、頻尿の範囲かもしれません。
ここで、疑問が。
頻尿って治るのでしょうか?
とその前に、頻尿の原因をみていきましょう^^
頻尿は男女問わず、幅広い世代で起こる可能性がある症状です。
一般的な頻尿と呼ばれる症状の原因はいくつかあるそうです(参考:コナトキ)。
●頻尿の原因
などがあります。
男性の場合の頻尿には上記の原因以外に「前立腺」が関係している場合があるとの事。
前立腺は排尿をコントロールする働きがありますが、何かの理由で前立腺が肥大化すると尿道が圧迫され、うまく尿を出すことができずに何度も尿意をもよおし頻尿になることがあるそうです。
ちなみに前立腺肥大症の症状として、
というのがあるとの事です。
前立腺肥大症は若い世代でも十分考えられ、現に増えてきているのだそうです。
加齢と共に増えていき、その原因は加齢のよる男性ホルモンの乱れが原因と言われていますが、まだ特定の原因が分かっていません。
20代の若い男性の頻尿の原因は実は前立腺炎だそうです。
この前立腺炎は男性なら誰でもかかる可能性があるとの事。
前立腺炎の原因は性交などによる細菌感染。
そして、もっとも今多い原因は、疲労やストレスによるもので、股間の裏面部に変な違和感がある場合には、前立腺炎の可能性が高いそうです。
20代の若い人が前立腺炎を起こる原因として、深夜までのパソコンやスマホ、ゲームなどをによる自律神経の乱れからくる男性ホルモンの異常が疑われます。
ブルーライトや、生活習慣、特に睡眠不足が続くと体は疲れてきて、自律神経も乱れてきます。
またずっと同じ姿勢でいる人にも前立腺炎が多いとされており、特にデスクワークなどずっと座りっぱなしの人は長時間前立腺を圧迫してしまっているため要注意です。
急性細菌性前立腺炎は、前立腺が尿道や血液などから大腸菌・クラミジア・緑膿菌などの細菌に感染することで起こります。
一方、慢性非細菌性前立腺炎は過去に細菌性前立腺炎を経験した人が再発して起こる場合もありますが、原因不明の場合も少なくありません。
また、血行障害も大きく影響していると考えられてます。
例えば、
に、慢性非細菌性前立腺炎の人が多いともいわれています。
若い男性の頻尿の原因のまとめとしては、中高年の頻尿は前立腺肥大・若者の頻尿は前立腺炎が多いようです。
それでは、予防法にいってみましょう^^
どんな病気も日常生活での心がけで防ぐことはできます。
前立腺肥大症を防ぐために,次の6つのことに気をつけましょう。
参考:医療法人 神楽岡泌尿器科
便秘も気をつけなくちゃいけないんですね~@0@
前立腺炎は直接命に関わる病気とはいえないものの、軽症でも排泄や性機能を妨げたり生活の質を下げてしまうので、発症しないように予防するに越したことはありません。
特に前立腺炎の経験がある人は再発予防が必須です。
細菌性の前立腺炎は、性行為によって外部から尿道に細菌が侵入することでも起こるのですが、免疫力が低下している時に血管やリンパ管を通して体の内部から細菌に感染することも多いそうです。
先に説明した通り、血行が悪いのはNGです。
デスクワークをしている人やドライバーは最低でも1時間に1回は休憩を取り、席を立って軽く体を動かし血行を促進することをおすすめします。
予防のために避けたほうが良いことは、
また動物性脂肪(肉、乳製品、卵などの動物性食品に含まれる脂肪)は、前立腺を肥大させる作用があるので控えたほうが良いようです。
なお細菌が確認されていなければ、性行為を控える必要はありません。
上記のことを踏まえて、前立腺炎の予防・改善のためにしたほうが良いことは、
※牡蠣・牛肉・うなぎ・レバーなどに豊富に含まれます。
前立腺炎のトラブルに良いとされるサプリメントや漢方薬を試してみるのも良いでしょう。
などが有名だそうです。
医師や薬剤師に相談してから利用するのが望ましいでしょう。
骨盤底筋群を鍛えると尿道筋が引き締まり、尿漏れの予防に効果があります。
自宅でお金をかけずになんとか予防法を実践してみたいとみなさん、思いますよね^^
そこで、下記に2つ書いてみました。
スクワットは、太ももの内転筋から骨盤底筋にかけて鍛えることができるトレーニング法です。
足を肩幅よりやや広めに開き、お尻の高さが膝と平行になるまでゆっくりと腰を下ろします。
目安は、1セット10回のスクワットを毎日行うと良いです。
5~10秒かけて息を静かにゆっくり吐きながら、肛門や睾丸を前のほうに巻き込んで引き上げるようなイメージで引き締めます。
息を吐き終わったら、息を静かにゆっくり吸いながら肛門を緩めます。
トレーニングの目安は1セットにつき10回です。
前立腺炎は、一度発症すると治るまでに時間がかかったり、治っても繰り返し再発するのが厄介な病気のようです。
スッキリと前立腺炎を治すには、早めに泌尿器科を受診して適切な治療を始めることが良いとされています。
やはり、なんと言っても専門家に診てもらうのが安心なのですね^^