準中型自動車免許制度というのが出来たのをご存知でしょうか。
私は全然知りませんでした^^;
主人から聞いて、「なにソレ?」という感じでした。
そこで、準中型免許制度というものがなんなのか?詳しく調べてみることにしました。
目次
「準中型自動車免許」の前に少し現行の免許制度をおさらいしてみようと思います。
現行の免許制度は、平成19年6月2日施行されました。
このとき、中型免許が新設されました。
これにより「普通自動車免許」は、
が運転できることになりました。
そして、そのとき設けられた「中型運転免許」は、
となりました。
ただし、施行時点(平成19年6月2日)より前に普通免許を取得した人については、8t限定中型免許になっていて、
なら運転できることになっているとの事です。
理解できましたでしょうか^^
平成29年3月12日から、新しい免許制度になります。
制度が変わることは前から決まっていたそうなのですが、施行時期や詳細が決定したのは、2016年5月16日のことだそうです。
免許制度のどこが、どう変わるのでしょうか。
簡単に言うと、
運転免許の種類が変わる
ということなんです。
新たに「準中型自動車免許」が設けられるとの事なのです。
また、これにより「普通自動車免許」の設定も変更になるそうです。
「普通自動車免許」は、
運転可能な範囲が狭くなる(※)
ということだそうです。
となります。
※2017年の3月12日以降に普通免許を取得した場合です。
そして、「準中型自動車免許」が誕生します。
が運転できる免許との事です。
平成19年6月2日に誕生した「中型運転免許」はそのままだそうです。
つまり、普通免許で運転できるクルマの範囲を狭める代わりに、普通と中型の中間になる免許を増設した、ということなんですね@0@
さて、普通免許での運転可能範囲が狭まる、と聞いて、今乗っているクルマに乗れなくなるのでは? と思われたのでは?
しかし、新制度が適用されるのは、2017年3月12日以降に取得された普通免許です。
なので、大丈夫です^^
2007年6月2日以降に普通免許を取った人は、2017年3月12日以降に更新すると、5t限定準中型免許になり、
なら運転できることに変わりはありません。
今回の改正では普通免許で運転できるサイズが小さくなり、これまでの総重量、5tが3.5tに引き下げられます。
この1.5tの差で、各種バスコンや、いすゞのエルフやびーかむなど、2tトラックをベースにしているキャブコンや、フィアット・デュカトベース車両の一部は、3.5tを超えていたりするので、運転するためには準中型免許を取る必要があります。
従来の「中型免許」は2年以上、「大型免許」は3年以上の「普通自動車運転経験」がないと取れなかったのですが、今回誕生する「準中型」は、未経験でいきなり取得することができるのです。
準中型免許が新設される背景には、輸送業界などの人手不足があります。
これまで、普通免許でも5t未満の貨物自動車(小型トラック)は運転できました。が、宅配便の集配やコンビニ配送などでよく使われる積載量2tの小型トラックは、保冷設備などを加えると、総重量が5tを超えるケースが多く、中型免許が必要だったのです。
さらに、中型免許の受験資格は、普通自動車の運転経験が2年以上ですから、どんなに若くても20歳以上にならないと、取得できません。
ドライバー不足にあえぐトラック輸送業界にとっては痛手です。
また、高校新卒者の就職にも影響が出ていました。
卒業後すぐに働きたくても、中型免許は取れないのですから。
高卒就職者の職業選択の拡大という観点から、全国高等学校長会が免許制度の改正を要望していたようです。
こうした経緯で、社会的要請に応える形で新設されるたのが、準中型免許というワケなんですね^^
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今まで乗れたクルマに乗れなくなることはありません。
その点は安心しましたね^^♪
もしもお子さんが免許を取れる年齢になる方がいるのなら、できれば29年3月11日までに取得することをお勧めします^^