日常的にさまざまな問題が次々と出て来るのが人生ですよね。
昨今、「問題解決能力」というものが重要視されるようになりました。
昔からあったけれど、人は意識している人としていない人に分かれていて、私は後者の
「意識していない」
人間の部類に入っていました。
そんな私に、「問題解決」を常に意識している側の旦那の言葉が常に脳裏の中心となる事になりました。
旦那が言った事を下記にまとめて語録記録として残したいと思います。
目次
なぜ、問題解決能力が必要と昨今騒がれるようになったのでしょうか?
それは、日常に人や物が溢れ、人も複雑化し、細かい問題がそこら中に転がって、私達の生活に問題や悩みが降り注ぐようになったからです。
仕事でもプライベートでも小さい悩みや問題は次々に増えていきます。
それらを最善の方法で解決していける人間こそ、
余裕
が生まれ、その余裕の部分で他者への気遣いやその他プラスアルファーで他の事も出来、良い循環に入っていけます。
例えばですけど、家庭内での問題を解決していって、余裕が生まれた時間で、旦那さんが家事を手伝ってくれたら奥さんも助かるし、旦那さんに感謝して愛情も増し、夫婦仲も円満になっていく感じもしませんか?
仕事だったら、問題解決をして余裕の部分で、他の仕事を覚えたり終わらせたりすることだって出来ます♪
必要不可欠な問題解決能力、意識するだけでも違うと思います。
上記でも言いましたが、毎日小さい事から大きい事まで、再現無く問題や悩みは降り積もっていきます。
なので、問題は発生したら
即迅速に対処すべき
なのです。
小さい事もすぐに解決しないと、どんどん後から後から問題が上に積まれていき、ついには身動きできなくなり、どこから手をつけていいか分からなくなります。
なので、
「まだ、これだけだし、大丈夫かぁ~^^」
というのは危険です。
1つでもやらなければいけない事、問題があれば即解決しておくべきなのです。
そうして、いつも身軽で、
「何もすることがないなぁ~」
と言えるぐらいがいいのです。
注意すべきは、解決しなくてはいけない問題があるのに、後回しや見ないようにして放っておく事です。
これが一番危険です!
問題や悩みは先送りにしても、絶対先でもっと大きくなって再び圧し掛かって来る!
という性質があるのです。
なので、まだ問題が小さい内に芽を摘んで(解決)していたほうがいいのです。
それでは、具体的に問題解決方法のコツを下記にまとめてみました。
問題解決のコツは、
根本から解決すること
だそうです。
なぜなら、問題の根元を無くせば、手っ取り早いのと、
問題そのものが無くなる
からとの事。
最近の傾向の例から言うと、
最近は独身の人も増えてますよね?
それは、非正規社員も多くなってきて、男性も家族を養えるお給料をもらいづらくなっている事が一番の理由だそうです。
つまり経済的に家族を持つのが困難との事ですね。
でも、それは(独身という選択は)理に適っていると思います。
結婚したい、家族を持ちたい、という願望を優先させると貧困に陥っていく確率が高いからです。
いくら支出を抑えようと、消費税も他税金もどんどん上がっていく中給料だけが上がらず、手取りが減っていくけど、固定費はどうしても必要で、その固定費も上がっていく…。
私が男性なら、自分のお給料が安いなら、解決方法は、
①結婚しない
②結婚はしても子供を作らない
この二択ですね。
②はよほど理解のある女性か最初から子供を作らないと決めている女性じゃないと無理ですし、結婚前は「子供は欲しくない」と言っていてもいつ意見が変わるかわからないので、無難なのは①の解決方法という事になります。
①は根本解決方法ですね。
結婚したいけど安月給で家族を養えるかわからない、という不安(問題)に
「結婚しない」
という問題そのものを引っこ抜いた解決策です。
これは、結婚前に考えないといけない事で、結婚してから「経済的に不安だ…」と言っても、結婚前の問題先送りをしたツケが後に回ってきていて、問題が雪だるま式に膨れ上がって圧し掛かってくる、という事です(上記の項で言った通りです)。
◎おひとりさま生活を楽しむ本はいまや星の数ほど出版されています。おひとりさま生活充実の参考に見てみたいと思われる方はコチラをご覧ください^^(おひとり様でなくても参考になって楽しめそうです♪)→見てみる
また、もう一つ例を。
悩みのほとんどは、
人間関係
だと言います。
問題解決のルール(法則)的に、根本を無くす、という解決方法は、
極端に解決しようと思えば、
悩みの元の人に会わない
というのでストレスはほぼ無くなるでしょう。
それが、親や家族、親族、誰であってもです。
そんな事できない
と思っているのは自分であって、別に親不孝者でもストレスになる人間がたまたま親だっただけで、悩みの元を解決しようとするだけ…ただそれだけのことなのです。
世の家族間の痛ましい事件も、問題を先送りにせず、早々に「会わない」という事をしていれば、事件も起きなかったんじゃないか?と私は思います。
旦那さんは言いました。
「良い解決方法というのは、自分にメリットのある解決方法、相手にメリットのある解決方法、そして、第三者にとってメリットのある解決方法、この三方向からのメリット全部を満たしているのが一番良い解決方法なんだ。」
と。
自分と相手だけのメリットの解決方法だけならまだ良いとは言えない。
それは、普通の解決方法なんだ、と。
三方向からのメリットの解決方法は、誰から見ても、
この解決方法をやらない意味がわからない!!
(なぜやらないんだ!?やるべきだろう!?)
と言わしめる解決方法なんだ、と。
メリットとデメリットが解決方法にはあります。
それを紙に書いてみて、数を数えるのです。
あまりにもデメリットが多いとか、メリットとデメリットの数かそんなに差が無い場合は、もう一度解決方法を考えたほうが良いです。
メリットの数が明らかに多い場合は、やはりその解決方法が有効だと思ったほうが妥当でしょう。
これは、一番重要な事です。
こんな事誰も教えてはくれなかったので、旦那さんから聞いた時、目からウロコでした。
「解決方法がいくつか浮かんだ時、その中で一番難しい解決方法が一番正しい。なぜなら、後からその問題について粗が出てきて、その問題に関連した問題がまた勃発する事が多いけど、それは、簡単な解決方法を選んだ場合に発生するからなんや。
難しい解決方法は、最初に一番の難題を解決している場合が多いから、後から問題が発生しても、それは簡単なすぐに解決できるようなものばっかりなんや。
だから、解決方法で一番難しい解決方法を選ぶんが正解なんや。」
これは、今でも心(記憶)の奥底に残っていて、何かを解決したい時は一番に思い出します。
問題や悩みの解決策は、数学で言うところの、
答え
です。
旦那は、昔からこの答えだけはすぐわかる、と言いました。
なぜかはわからないそうです。
つまり、答えはすぐに思い浮かぶけれど、式はわからない、というわけです。
なので、なぜその答えになるのかは説明できない事も多かった、と言いました。
しかし、答えさえわかっていれば困ることは無いので、あまり気にしたことは無かったそうです。
で、一般の人は、色々式を考えてから、ようやく「答え」に辿りつくので、答えがわかるのに時間がかかるそうです。
なので、悩みや問題がなかなか片付かない、という事になります。
で、悩みや問題はその人にとってベストな答えは一つで、答えは一つだけれど、式は無限にある、と言います。
なぜなら、その答えにたどり着くまでは、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤するからです。
(そして、問題解決の答えは、人によっても変わります。旦那の中ではベストな答えは一つですが、その解決法が他の人にはできない解決法かもしれないからです。)
で、答えを早く知るためには、
余計な事を削ぎ落す
というのがいいそうです。
日常的に重要な問題以外は、
問題にさせない
↓
ハナから問題を無かった事にする
という感じです。
例えば、旦那の場合は、人間関係に煩わされるというのが「無駄」だと昔から思っているので、自分マニュアルで、自分が嫌ってる人や足を引っ張る人を
全無視
と決め込んでいるようです。
まぁ、でも旦那の場合、嫌いだからって、嫌った相手に嫌がらせをするような陰険な人間ではないし、相手にも「自分は嫌われている」と早めにわかって近づいてこないから、旦那には時間のロスが無いわけです。
ちょっと精神力が強い人しか出来ない考え方ですけど…f^^;
という事で、旦那さんの場合は、
人間関係で悩む、という事を問題にさせない
ワケです。
人の悩みの大半は、人間関係だそうです。
なので、それを問題にさせない事は、かなりの時間を節約できる、というワケですね。
という事で、問題解決は、数学と同じ感覚で、
X(エックス)=〇(式)
Xに向けてつき進む感じだそうです。
でも、一般的には、このXが先に思い浮かぶ事ってなかなか難しいんですけどねーf^^;
ただ、問題解決能力も繰り返しで年季が入って、上手くもなるし、答えの正解率や解く時間も早くなってくるとの事なので、全くできなくても、そういう思考をしようとするだけで考え方が変わってきます。
問題解決というのは、人生の核とも言えるべきものです。
一般教育では教えないものです。
でも、もしかしたら、お金持ちの間では普通に教わるものなのかもしれません。
目に見えない大事な事の一つのような気がします。
10年ちょっと前に、旦那から問題解決の話を聞いてから、自分でもそういう思考になるよう努力してきました。
すると、少しだけれど、物の本質が見えたり、自分で解決できることが増えてきました。
でも、まだまだできないこともいっぱいです。
旦那さんの小学生くらいからやっている年季はダテじゃないので、何十年の差は大きいですが、年下の旦那さんに少しでも問題解決能力が近づくように、日々努力したいと思っています。