先日、蜂に刺されました><。。
蜂に刺されたのは初めてでしたが、次は命が危ないとの事。
ということで、2回目の蜂刺されは避けなければなりません。
そこで、蜂に刺された場合の対処法や予防法など徹底的に詳しく調べてみました。
目次
蜂に刺されてしまった場合、最初に行うべきことは、さらなる被害を防ぐために、
安全を確保すること
です。
刺したのが1匹だけで、もうどこかに行ってしまった場合でも、野外で刺された場合、近くに蜂の巣がある可能性があります。
蜂の毒液は警報フェロモンのはたらきも持っており、仲間の蜂に「ここに敵がいるぞ」ということを知らせる作用があります。その場にとどまっていると、他の蜂が集まってきて、さらに刺されてしまうこともあるので要注意です。
そのため、できるだけ遠く(最低でも10~20メートル以上)、可能なら蜂のいない屋内などへ退避したほうがいいでしょう。
スズメバチが追いかけてくる距離は種により違いますが、概ね巣から10m~50m程度で、通常は20m~30mも離れれば心配ないでしょう。
アシナガバチでは、数m~30m程度追いかけてきます。
逃げる時、激しい動きで逃げると、かえって蜂を刺激してしまうので逆効果です。
落ち着いて、ゆっくりと退避しましょう。
ちなみに、日本の主な蜂は、
●ミツバチ
●スズメバチ
●アシナガバチ
●クマバチ
という感じです。
(最近多い韓国蜂は、最後のまとめの「蜂に刺された体験談」の所で画像を載せています)
逃げたその後、下記の処置を行います。
刺した蜂がミツバチでも(ミツバチの針は毒嚢と呼ばれる毒液の入った部分もつながったまま刺さっています。)、
スズメバチでも、
刺されれば、患部に針が残ったままになっていることがあります。
これはできるだけ早く取り除きたいところですが、
これを、指で摘まんで取ろうとすると、毒嚢を圧迫してしまうことになり、結果として毒が傷口の中にさらに入り込んでしまいます。
そのため、針を取り除くときは、毒嚢を圧迫しないよう、そっと針の部分を持って引き抜くのが最善です。
毛抜きやピンセットのようなものがあればやりやすいですが、そういった手持ちがないときや、難しそうであれば、硬いカード状のもので横に払うようにすると安全に取りやすいでしょう。
その後、流水で患部を流してください。
蜂に刺されると激しく痛むはずです。
それは蜂の毒のせいですから、傷口から毒の成分を流すのがいいのです。
傷口の周囲をつまんで、血とともに毒を絞り出しましょう。
このとき、絶対口をつけて吸い出さないでください。
蜂の毒を口に入れてしまうことになるからです。
歯茎などから毒が侵入する可能性もあります。
毒を吸い出すための、専用の吸引器(リムーバー)が、アウトドア用品店などで手に入ります。
野外によく行く人はもしもに備えてそういったものを準備しておくと、お子様のためにも良いかもしれませんね^^
蜂に刺された時の画像をご覧になりたい方は、参考のサイトを貼っておきます。→http://tenzen.at.webry.info/200707/article_8.html
★インセクトリムーバーは楽天でも購入できます^^→見てみる
毒を吸い出した後は、薬があれば塗りましょう。
抗ヒスタミン系成分を含むステロイド系軟膏
が適しています。
一般に虫刺されの薬として市販されているものは、この成分を含んでいることが多いでしょう。
抗ヒスタミン成分とは、一般的にはじんましんやアトピーなどの症状緩和に使用されるもので、痒み止めの効果があります。
ステロイド成分は、「副腎皮質ホルモン薬」とも呼ばれ、炎症やアレルギーを抑える働きがあります。
蜂を含む虫刺されの症状は、虫の毒による一種のアレルギー反応ですので、これらの成分によって症状がやわらぎます。
薬を塗った後は、患部を冷やすと、痛みがやわらぎます。
保冷剤などをガーゼに包み、患部にあてるとよいでしょう。
山で蜂に刺されても、概ね上記のような対処法です。
4.は、山を下りてからか、無理なら次の日にでも病院へ行きましょう。
ただ、アナフィラキシーショック(下記のほうの項で説明しています)が出た人は、登山中の救急車を呼ぶなどの対応は困難です。
なので、出来る限り上記の4つの対応ができるよう努めるのみです。
ただし!
エピペンを処方されて持参している方は、使用しましょう。
エピペンとは、
エピペン(Epinephrine autoinjector)とは、ハチ刺傷、食物アレルギーなどによるアナフィラキシーに対する緊急補助治療に使用される医薬品である[1]。アナフィラキシーを起こす可能性の高い患者が自宅に常備することで、発症の際に医療機関へ搬送されるまでの症状悪化防止に役立っている。汎用の正式名はエピネフリン(アドレナリン)・オートインジェクターであり、エピペンはマイラン・インコーポレイテッド社の登録商標(第4598961号ほか)。他社ではツインジェクトなどの商標のものがある。
というものであり、使用法は、
ショック症状が起きた時に、注射管を太ももの内側の筋肉に立てるようにして刺す。
緊急時は衣類の上からでも可能との事。
すぐに症状が改善されますが、補助的な役割を果たすだけに過ぎず、効力があるのは30分ほどですので、その間に急いで医療機関に行ってください。
「蜂に刺されたらおしっこをかけるといい」という話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
これは俗説で、効果はありませんので、行うべきではありません。
尿をかけると傷口が雑菌に感染する可能性がありますので、避けてください。
これは、尿の中のアンモニアが効果があると信じられていたため広まった、一種の民間療法ですが、現代では蜂の毒はタンパク質であり、アンモニア水でも中和することはできないことがわかっています。
参考:Q.ハチ刺されにアンモニア水は本当に効果がありますか?|教えて薬剤師さん
以上は、あくまでも応急的な処置です。
できるだけ、早く医療機関を受診してください。
皮膚科
が適切です。
特に、ショック症状が出始めたら大至急、医療機関(救急病院)へ。
必要なら、救急車を呼ぶ事もためらわないでください。
具体的には次のような症状です。
●自分でわかる症状(自覚症状)
●他人から見てわかる症状(他覚症状)
意識がないショック症状があると、最悪の場合、生命にもかかわります。
蜂毒で起こるショック症状→アナフィラキシーショックについては、下記で説明したいと思います。
蜂毒アレルギーによるアナフィラキシーショック(以下:蜂毒アナフィラキシーショック)とは、蜂に(通常2回以上)刺されることによって、
などを発症するショック状態を示します。
場合によっては、死に至る危険な症状です。
特に、蜂毒によるアナフィラキシーショックは発症期間が10分~15分程度と非常に短いため、治療が間に合わず毎年20人程度の方が命を落としています。
このように危険な症状であるため、「蜂に二度刺されたら死ぬ」といった情報も流れています。
これはよく聞く情報ですね。
しかし、実際は、一度刺されただけで死に至る人もいれば、複数回刺されても死なずに済む人もいます。
また仮にアナフィラキシーショックに陥ったとしても、適切な処置を行えば、最悪の事態に陥らずに済みます。
適切な処置とは、上記の項目で書いた処置です。
-注意-
人によっては、蜂に1回目刺されてアナフィラキシーショックになる人もいれば、複数回刺されて発症しない人もいます。
また、複数回刺されて発症しなかったとしても、刺される度にアナフィラキシーになる可能性は高まります。
アナフィキラシーショックになる割合については、こちらのサイトをご覧になるとよくわかるのではないかと思われます。→わたしは消費者|アナフィキラシーショック
自分が蜂毒アレルギーを持っているかどうかは、近くの医療機関(主に皮膚科)で調べることができます。
主な検査には「血液検査」と「皮膚検査」の2種類があります。
( 医療機関によっては蜂毒アレルギーの検査を行っていない場合もあるので、事前に確認をして下さい。)
検査方法は、採取した血液から蜂毒に対するIgE抗体量を測定するRAST法が一般的です。
抗体量の値が高いほどアレルギーを持っていることがわかります。
蜂に刺された場合は、正確に検査するために、しばらく(一ヶ月程度)期間をおいてから実施する必要があります。
また、皮膚検査というものもあり、これは主にスクラッチテストと皮内テストの2種類があります。
アナフィラキシーの対処的治療法は、大きく2つに分かれます。
です。
それぞれの治療法を詳しく見ていきましょう。
蜂毒アレルギーの治療法
根本的治療(減感作療法)
参考:蜂の巣駆除マイスター|アナフィラキシーショックの症状・対処療法から注意事項までのまとめ
主な蜂の種類として、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチがあり、蜂毒の強さはこの順で強くなります。
これらのどの蜂に刺されてもアナフィラキシーショックになる可能性はあります。
特に、スズメバチとアシナガバチは毒性が強いため、アナフィラキシーショックになる可能性はより高くなります。
アナフィラキシーショックの治療を受け初期症状が改善した後、再びアナフィラキシーショックの症状が現れる場合もあります。
これは二相性反応と言われ、 1~2割の確率で発生します。
多くの場合は、8時間以内に発生すると言われており、発症後も経過を観察するなど十分に注意をする必要があります。
最後に、私のように1回目蜂に刺されてビクビクしている方へ。
少しでも気がラクになる事を祈って、この項を載せたいと思います。
蜂毒はアナフィラキシーショックを引き起こす可能性がある非常に怖い存在ですが、少量であれば人体に良い影響を与えてくれます。
例えば「蜂針療法」や「蜂毒コスメ」などがあります。
蜂針療法
蜂毒を利用した針治療です。
ミツバチの針に含まれるごくわずかな毒液を体内に入れることで、人間の免疫力を引き出し、痛みや化膿を軽減する効果があります。
蜂毒コスメ
韓国発祥の化粧品です。
ミツバチの毒に含まれる抗菌力・治癒力の働き利用した皮膚再生促進能力に優れおり、また皮膚細胞のコラーゲン生成にも効果があると言われています。
いかがでしょうか?
少しは、気がラクになって、冷静に現状を受け止めれる気になってきたでしょうか^^
蜂は、特に夏から秋口は要注意です。
蜂の活動時期は春~秋頃ですが、攻撃性が高まるのは8月~10月頃です。
実際、蜂刺されによる患者数は毎年8月頃がピークとなります。
この時期は特に蜂刺されに注意する必要があります。
刺されても、対処法を知っていれば、冷静になれるのではないでしょうか。
-蜂に刺された体験談-
私は、トイレに行こうとして、右足を蜂に刺されました。
激痛が走りましたので、何かに噛まれた(ムカデと最初は思いました)か刺されたかしたのは瞬時に分かりました。
とりあえず、犯人を目で判断しないといけないと思い、トイレの中を探して、すぐに便器の横に黒い蜂を見つけました。
その途端、二階にいた主人を大声で呼んだのです。
パニック状態でした。
前にムカデに噛まれた時は、冷静に対処していたのですが(その時はムカデの姿が見えなくて、何に噛まれたか分からなかったです。次の日に主人の部屋にムカデが出た事で判明しました)、蜂だと分かるとなぜかパニックになりました。
なんとなく蜂の姿からスズメバチの種類の気がしたのです。
(後でネットで調べたら、韓国の蜂が一番近く、ツマアカスズメバチっぽかったです)
●ツマアカスズメバチ
出典:対馬の昆虫館
ちなみに、他の主な蜂は、
●ミツバチ
●スズメバチ
●アシナガバチ
●クマバチ
という感じです。
やっぱり、よく見る日本の蜂の特徴には無いなぁ~と思ってたんですよね…。
話は元に戻って…。
主人に咄嗟に
「救急車呼んで!!!」
と言ったようで(自分では覚えてなかったです^^;)、主人は救急車を携帯で呼んでくれ、電話で応急処置として、冷水をあててください、と言われたようです。
電話を切ってから、ゴミ袋に氷水を作り、「足を入れろ」と用意してくれました。
私は、ひたすら、毒が上半身に回らないように、刺された所の上をギューと持っていました。
それから、救急隊員の方が来て、脈とかを測り、病院に運ばれ、注射を打たれ、飲み薬と塗り薬の処方箋を出されました。
●出された処方箋
私は、その日は、歩くと少し足が痛む、という感じでした。
次の日には全く痛みは無く、足も腫れてなく、ただ蜂が刺した場所が赤い点となっているだけでした。
私は、段々救急車を呼んだ自分が恥ずかしくなり、人に言わないでおこう…と思っていたのですが、後から分かったことは、
以上、いろんな事が重なって、足も腫れずに済んで(普通はかなり腫れるそうです)、大事に至らなかったようです^^;
本当は、トイレのマットが黒でなかったら、蜂の存在に気付いて刺される事も無かったのでしょうけど、不幸中の幸い、という事で良かったと思っています。
でも、2回目が危ないというので、それ以降、蜂の姿におびえることになりました。
今日も、ベランダに洗濯物を干そうとして、2回、蜂が部屋に入ってきました><。。
たまたま主人が家にいましたので、蜂を退治してもらえましたけど、ベランダが恐怖になりましたので、こういうのを買って置いてます。
★木酢液は、ホームセンターでも売っていますが、楽天でも買えます♪^^→見てみる
この木酢液が蜂除けに良いとの事です。
木酢液の効果は、後日また追記でアップしたいと思います^^
みなさんも、くれぐれも蜂には気を付けてくださいね!><。
追記:
木酢液やハッカ油は、全然効きませんでした><。。
ハエ取り紙も買ってベランダに取り付けましたが、蜂はひっついてなかったです^^;
今は、ベランダが怖いので、家の中に洗濯物を干しています。
蜂の時期が過ぎたら、来年の蜂の時期の為に、蚊帳みたいな網ネットでベランダなどを覆うかして、対策をしておこうと思います。
また、実戦したら、追記で載せたいと思います^^