前回(浴衣の柄!意味を知って浴衣の柄を決めよう!)に引き続き、浴衣記事をお届けします^^
今回は、40代の浴衣の選び方を調べて書きたいと思います。
40代の浴衣選びって、30代までと違って難しい気がするのは私だけでしょうか。
もし、40代の方、もしくはこれから40代になる、という方で浴衣の選び方に迷っている人がいらっしゃれば、一緒に見ていきましょう!^^♪
目次
40代女性の浴衣はどんな風に選べばよいのでしょう?
若作りはNGな気がするし、あまりに素っ気ないのも旅館の浴衣みたいな感じになってしまう…。
年齢に合う上手な浴衣の選び方を見ていきましょう^^
まず、ベースの色を決めましょう。
30代までは、ピンクや赤系、イエロー系なんかも着こなせたかもしれませんが、40代になると、ちょっと違う…似合わない…という事も多くなってきます。
40代には、どんな似合う色があるのでしょう?
など。
やっぱり落ち着いた色が、40代には合いそうですね^^
少し下記で詳しく見ていきましょう。
浴衣選びでつい避けられがちなのが、白など淡色系。
元々、暑い夏や湯上りに着られる浴衣。
その特性ゆえ、生地が薄いため、浴衣の下に着ている下着の色や下着のラインも出やすかったりと、「白とか薄い色の浴衣はスケスケだからちょっと・・・」と避けられがちだったりします。
でも、白系の浴衣は、見た目にも涼しげな印象を与え、その上、太陽の光を集めやすい黒系に比べて白系は光を反射しやすいので涼しいです。
体感的にも圧倒的に涼しく着られるのが白系の浴衣。
ただし、白系の浴衣はほんとに下着が透けやすい色味なので、「肌襦袢+裾除け」や「長襦袢」「肌着スリップ(浴衣スリップ)」の着用は必須です!
さらに、ショーツはご自身の肌の色に近いベージュ(柄なし)がおすすめ。
定番カラーの「紺」「藍」「白」「黒」。
でも、もっとあざやかな色味の浴衣も着たい!と思う方もいらっしゃいますよね。
しかし、イエロー、グリーンとなると、これらの色はかなりの上級者じゃないとなかなか着こなしが難しいと思われます。
そこで、ピンク系の浴衣!です^^
ピンク系だと、ちょっと着こなしが難しいのでは?若い子向けの色では?と思わず気がひけてしまいそうですが、こちらも、色味と柄選びを工夫すれば、上品かつ可愛らしさを出すことが出来ます。
定番カラー以外の、薄紫系やピンク系などの浴衣を選ぶ際のポイントは、「シンプルなデザイン」「小ぶりの柄より大ぶりの柄」がオススメです
落ち着いた大人っぽい印象を演出するのにベストなのが「紺」「藍色」。
日本人ならではの黄みがかった肌色にも、また日焼け肌や色白肌にも似合います。
また、あでやかで引き締まった印象を与えるのも嬉しいところ♪
では、ベースの色が決まったら次は柄を選んでみましょう。
浴衣の柄は、花柄から古典柄までたくさんの種類があります。
その中から、お好きな柄を選べばよいのです。
でも待ってください。
好きな柄と言っても、多色使いは40代にはNGなんです!
多色使いはどうしても可愛く見られがちなので、若作りに見えるかもしれません。
例)多色使いはこんな感じ↓
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多色使いにならないようにするには、レトロ浴衣なんて良いですね^^
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40代の浴衣には、浴衣の生地も重要です。
安ければ浴衣の生地はなんでもいい、というのは40代ではあまりおしゃれとは言えないようです^^;
上質な浴衣生地は、大人の品のよさを、アピール出来ます。
この項では一般的な浴衣生地をいくつかご紹介したいと思います。
■コーマ生地
綿の平織りの生地。
上質なものを選ばないとよれやすいので注意です。
■綿紅梅(めんこうばい)
薄手の地に太めの糸で格子状に織り出したもの。
涼しげで上品です。
■綿絽(めんろ)
縦に筋が入ったように見える織で、透け感がある。
涼しげで、軽い感じ♪
■綿紬(めんつむぎ)
節のある木綿糸を紬織のように織ったもので、ハリ感があります。
■綿縮(めんちぢみ)
先染めの糸に撚りをかけて織ったもので、シャリ感があり気持ちよい^^
■綿麻(めんあさ)
綿と麻の混紡で織ってあるので、それぞれの風合いのよさが楽しめます。
■絞り(しぼり)
糸を縛って染めをかけた生地。
独特の模様が楽しめます。
一般的に、浴衣に使われているのは、コーマ生地(綿)です。
コーマ生地は、普段着扱いされるので、40代が日中コーマ生地浴衣で、出かけるのは年代的に不向きになるようです。
もし、日中浴衣として出かけたい場合は、高級浴衣として扱われている、
綿紅梅・綿絽・綿紬
が、オススメです^^
その中でも特にオススメなのは「綿紅梅」で、シワになりにくく、夏の着物としても
使えるそうです。
暑がりな人で、涼しさを求めるなら、
綿縮・綿麻・絞り
がオススメ
綿縮・絞りは、肌と生地の間に隙間ができるので、風通しもよくなるそうですよ♪
その他で柄選びに大事なことは、
柄の配置で気になるボディラインをカバー
するということ。
体型のゆるみをカバーするなら、左肩から胸にかけて柄がしっかりある浴衣がおすすめです。
お尻の形をカバーするなら、お尻の外側に柄が配置する浴衣がおすすめ^^
体形が気になる40代だからこそ、浴衣の柄で視覚の錯覚を利用しましょう♪
浴衣の着こなしで大事なポイントが3つあります。
着付け方はやはり着物と同じくらいの着付けが良く、胸はなだらかにして、ウエストのくぼみを補正でとっておき、衿に芯を必ず入れます。
こうすると胸元にシワがよらず、見た目がすっきりします^^
いかがでしたでしょうか。
浴衣一つにとってもこういう選び方が40代には必要なんだと勉強になりました^^
また、豆知識として、衿元は、詰めて着ると上品に見えるとか、胸が大きい方は、和装ブラジャーを使って胸元を出来る限りフラットにするとか。
衿元を詰める代わりに衣紋を抜き、衿元をグッと後ろに下げると、うなじが出て色っぽい印象になるとか。
細かい技術がなかなかあるようです。
夏のおしゃれ、浴衣。
女性はバリエーション豊富な柄がありますので、40代の自分に似合う浴衣を選んで、夏のおしゃれを楽しみましょう!^^