昨今、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違いで事故が多発しています。
これからも、高齢化社会で事故は増えていくものと見られています。
国は、自動ブレーキ搭載車の評価を始めたそうです。
自動ブレーキってなに?という疑問のもとに、調べてみました。
目次
国土交通省と(独)自動車事故対策機構は、
衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術
など自動車の先進安全技術について新たに評価を始めました。
まず、上記のような評価のことを「予防安全性能アセスメント」といい、先進安全技術を搭載した自動車の安全性能について様々な試験を行います。
「予防安全性能アセスメント」は多くの皆様に、より安全な先進安全技術を搭載した自動車を利用していただくことで交通事故を減らしていこうとするものだそうです。
同時にそれぞれの自動車の評価をして比較することで自動車メーカーにはより安全な自動車の開発を促すものでもあるとの事だそうです。
それでは、試験ではどういう事をして、どういうところを見るか下記でみてみましょう。
試験車を時速10 ~ 60km/hで模擬車両(ターゲット)に後方から接近させ、被害軽減ブレー キの作動試験をします。
試験は、
の2種類があります。
警報またはブレーキの作動により衝突を回避した場合、あるいは衝突した場合でも、衝突前にどの位速度が低下していたかに応じて得点が与えられます。
試験車を時速60km/h または70km/hで道路の片側に引かれた白色の破線から少しずつはみ出すように走行させたときに、
を確認します。
この試験は、「車線はみ出し警報」という試験になります。
複数の種類の警報を発する、あるいは、はみ出した方向がわかる場合に、また、低い速度から機能する場合に、得点が高くなります。
なお、この試験では、道路の両側に引かれた白線を検知して、車が車線から逸脱しそうな場合に自動的に警報を発するとともにブレーキや操舵により車線内に戻そうとする、いわゆる「車線逸脱防止装置」(例:平成27年度予防安全性能評価対象車種のメルセデス・ベンツ Cクラス)は評価していません。
ドライバーのバック時の行動に関する実験データと歩行者の移動等のパターンを組み合わせたシミュレーションにより求めた事故の危険性が高い後方エリアを全てカバーできるよう、視対象物(ポール)を配置して試験をします。
この試験は、「後方視界情報」の試験となります。
具体的には、3.5m先の遠方エリアに3本、巻き込みやすい左右の近傍エリアに2本、子供が入り込む可能性のある車両のすぐ後ろとなる近接エリアに3本設置して確認します。
視対象物の大きさは、縁故者事故で件数が多い1~2歳児を、遠方エリアについては1~2歳児の移動時を想定して平均身長である高さ90cmとされました。
近傍エリアと近接エリアについては、より厳しい条件となる1~2歳児がしゃがんだ状態を想定して高さ60cmとし、視認要件の一つであるマーキングエリアについては、1~2歳児の平均肩幅程度となる20cm幅を採用したそうです。
評価点については、既に評価を行っている衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)、車線逸脱警報装置(LDWS)と同様の方法で、事故低減効果に応じて与えることとしたところ6点の配点となるとの事。
試験の結果、適合要件を満たさない箇所等があれば減点となるそうです。
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こういうのを見ると、やはり国がしてくれていることに有難さを感じますね。
まぁ、世界一高齢化が進んでいる日本としては、絶対なくてはならないものでしょうけど。
国は、なんでもやることが遅い、との評価の中で、自動ブレーキのことは高評価に値すると思います。
まぁ、民間の研究・開発が進んだ、という点もあるのでしょうけれど、それでも、素晴らしいと思います。
高齢者の事故が少しでも少なくなるといいですね。
(絶対少なくなると思います!)
自動ブレーキの次は、自動運転ですね^-^