お正月によく、「三が日」とか言いますよね?
大体「三」とかつくくらいだから、三日目までのことかな??
とかぐらいしか認識が無かった私。
でも、なぜそう言うのでしょう?
と疑問に思いましたので、三が日について詳しく調べてみることにしました。
目次
三が日とは、正月の最初の3日間である1月1日〜3日のこととの事です。
正しくは、
正月三が日
と言うようですが、単に三が日と呼ばれることが多いようですね。
三が日の間は日本の官公庁や多くの企業が休みとなっており、労働基準法では、国民の祝日と同じ法定外休日として扱われています。
もちろんご存じのとおり例外もあり、大手の小売業者やサービス業などは三が日でも休日とならないことが多いです。
初売りも1月2日や3日からというところもよく見かけますよね^^
なお、三が日を過ぎた1月4日からは平日扱いとなります。
では三が日はなぜ3日なのでしょう?
この理由について調べてみたところはっきりとした理由はわかりませんでした
ただ、憶測の情報では、
1月3日に元始祭があるから
これが有力なのでは??というのが考えられます。
それは、1月3日は、宮中祭祀のひとつである元始祭があるからです。
この祭祀は天皇が宮中三殿においてみずから主宰する「親祭」となっており、皇位の元始を祝う儀式のことを言います。
この日はもともと1874年から「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」および「休日ニ関スル件」により祝祭日(休日)となっていて、1948年まで元始祭という名前の休日でした。
このことからこの祭祀までの三日間を休みとして三が日となったものだと思われます。
また、他の理由として考えられるのは、
日本人は「三」という数字が好きだから
というものです。
単純に「三」という数字を好きだから(縁起がいいから)ということも理由として考えられます。
そして、日本人はよく三という字を使うからです。
陰陽思想では奇数が陽として縁起がいい数字となり、偶数が陰として嫌われる数字でありました。
つまり1、3、5…などの数字は縁起がいいものとして捉えられ、よく使われるようになったというのです。
そのため1年の最初の3日間という縁起がいい期間を三が日という祝日にしたのかもしれません。
あくまで、推測の域との事です。
正月三が日に実はやってはいけないことがあるって知ってましたか?
結構やってしまいがちなことばっかりなので、下記にまとめて書いておきますネ!
お正月になると、福の神様(歳神様)が家に入ってこられます。
で、3日間のうちに、掃除をすると、福の神様を、家から追い出してしまうそうなんです
昔の掃除は、ほうきでの掃き掃除だったので、ほこりと一緒に、神様を掃きだしてしまわないように掃除をしてはいけない、との由来から掃除をしてはいけなかったんですね。
特に、玄関の掃き掃除は×だそうですョ!
神様を水で流さないため、水仕事もタブーとの事。
台所はもちろん、お風呂も入らない方がいいそうです。
洗濯もしない方がいいようですが、無理なら午後から出来るだけ室内干しにした方がいいそうですよ。
ちなみに、包丁などの刃物を持つのも良くないんだとか@0@
爪切りとか、刀とか…です。(刀!?)
かまどの神様が、帰ってこられているので、火を使ってはいけないんだそうです。
おせち料理を準備しておくのも、そのためなようです^^
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お風呂も火を使うので、本来NGなんだそうです。
囲炉裏の火はOKですが、この火で料理をするのは×なんだそうですよ~@0@
ということは、ちょっと前に流行った暖炉もダメってことに!?
雪国で火を使っていけない、というのは酷かもしれませんね^^;
3が日に、大金を使うと散在する一年になる、と言われるので、大きなお金を使わないようにしたほうが良いそうです。
ただ、昔と違って今は、福袋合戦が1日や2日にあったり、初商いも1日からになってきたりというので、お金を使わない、というのは現代人には酷な話かも!?
★お金を使わないためには、家でゲーム類をやるのもいいですネ!^^→見てみる
三が日の意味は大体わかっていた通りでしたけど、やってはいけないことがあるなんて知らなかったです^^;
次の三が日には、できるだけ守ってみようと思います^^
お風呂は入らないとか無理だとは思いますが…
◎参考記事