アデノウイルスって聞いたことありますか?
私はなかったです^^;
そこで、アデノウイルスについて、どんなものなのか?感染経路についてなど、詳しく調べてみました。
目次
アデノウイルスは、ライノウイルス等とともに、「風邪症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つと考えられています。
アデノとは扁桃腺やリンパ節を意味する言葉です。
人に感染するアデノウイルスは2016年現在、
ということがわかっています。
感染経路は
による。
感染した場合、アデノウイルスは扁桃腺やリンパ節の中で増殖する。
アデノウィルスからの分類で特になりやすく有名なものをピックアップして下記にまとめてみました。
主として3・7型による。
特に7型は重症の肺炎を起こします。
乳幼児がかかることが多く、髄膜炎、脳炎、心筋炎などを併発することもある。
だらだらと長引く発熱、咳、呼吸障害など重症になることがあり、時に致命的なことがある。
主として3・4型による。
1日の間に39~40度の高熱と、37 ~ 38度前後の微熱の間を、上がったり下がったりが4~5日ほど続き、扁桃腺が腫れ、のどの痛みを伴う。
その間、頭痛、腹痛や下痢を伴い、耳介前部および頸部のリンパ節が腫れることがある。
両目または片目が真っ赤に充血し、目やにが出たりもします。
夏にプールを介して流行することがあるため、プール熱とも呼ばれることもあるが、プールに入らなくても飛沫や糞便を通して感染します。
症状がインフルエンザに似ているため、「夏のインフルエンザ」と呼ばれることもある。
うがい、手洗い、プールの塩素消毒などで、ある程度予防できる。
咽頭結膜熱は学校保健安全法上の学校感染症の一つであり、主要症状がなくなった後、2日間登校禁止となる。
などの疾患を発症する可能性をもつウイルスでもあることを把握しておく必要があります。
これらの疾患の発症につながった場合はやや重い症状を発症するケースもあり治療期間が長期間に渡るケースも出てくるので注意が必要です。
主として8、19、37型によるとされてきたが、近年の日本においては53、54および56型によるEKCが多発するように。これらはいずれもD種アデノウイルスである。
目が充血し、目やにが出るが、咽頭結膜熱のように高い熱はなく、のどの赤みも強くはない。
結膜炎経過後に点状表層角膜炎を作ることが多く、幼小児では偽膜性結膜炎になることがある。
角膜混濁が発症することがあり、数か月以上も症状が残ることがあるので眼科での治療が必要である。
流行性角結膜炎は学校保健安全法上の学校感染症の一つで、伝染の恐れがなくなるまで登校禁止となる。
主として11型による。
排尿時痛があり、真っ赤な血尿が出る。
排尿時の痛みと肉眼的血尿が特徴で、これらの膀胱炎症状は2 ~ 3日で良くなり、尿検査での潜血も10日程度で改善する。
主として1・2・3・4・6・7型による。
眼の痛み、羞明、涙目、目やにを訴え、結膜に小さなぶつぶつができる。
主として31・40・41型による。
乳幼児期に多く、腹痛、嘔吐、下痢を伴うが、発熱の程度は軽い。
感染対策ですが、下記のような事が挙げられています。
マスクだけでは、感染は防げない、ということですね^^;
最近は、本当にマスクをしていてもいろんな病気にかかってる気がしていたのはそういうワケですね。
おまけに、昔のように、
「くしゃみやせきをする時は、口に手をあててしなさい。」
としつけをする親があまり現代ではいない為、せきもくしゃみもモロにかかる場合も多いです^^;
アデノウイルスの潜伏期間は、一般的に5日~7日程度と言われています。
潜伏期間とは、ウイルスが体内に侵入してからアデノウイルス感染症の症状を発症し始めるまでのウイルスが活動期に入るまでの期間のことです。
アデノウイルスは症状を発症するまでの潜伏期間がやや長い傾向にあることもひとつの特徴です。
アデノウイルス感染症は幼児~小学生期の子供に圧倒的に多く発症するウイルス感染症です。
しかし幼児・子供に限らず、大人であっても感染症の症状を発症する可能性をもつウイルス疾患でもあるとの事。
大人がアデノウイルス感染症に感染するケースの大半は前項でも解説した通り子供から感染する二次感染のケースが大半です。
ですから乳幼児や園児・小学生がいる家庭のお父さん、お母さんはアデノウイルス感染症に感染する可能性が高いと言えます。
二次感染の主な感染経路としては、
などの感染経路があります。
アデノウイルスは飛沫感染(せきやくしゃみなどによって感染すること)するウイルスですから、直接触れなくてもウイルスは空気中にも漂っているので容易に感染することになります。
ですから、赤ちゃんのおむつを交換する際は、使い捨ての手袋などを使用し、かつマスクの着用をすることも感染予防のひとつの手段となります。
尚、大人がアデノウイルス感染症に感染した場合の症状も、幼児・子供の症状と同様の症状を発症します。
しかし乳幼児などの症状と比較すると大半のケースで症状が軽症であるのが特徴です。
症状発症後は長くても1週間程度で体調も体力も回復してきます。
アデノウイルス感染症の治療法について見ていきましょう。
アデノウイルス感染症はその名の通りウイルス性疾患ですが、現在のところアデノウイルス単体に効果のある抗ウイルス剤はありません。
ですから、アデノウイルス感染症の治療に関しては
自然治癒力による回復を積極的に考えて安静第一
の治療を行うことになります。
アデノウイルス感染症が引き起こす疾患には様々な疾患がありますが、代表的なプール熱(咽頭結膜熱)の場合は、
などの対症療法が治療の基本となります。
※対症療法=発症するそれぞれの症状に対して治療法を検討する治療法
尚、高熱は比較的長期的に継続するケースが多く4日間~7日間程度に渡り熱が続くケースがあります。
発熱の発症時は、寒気やふるえを感じることもあるので暖かい服装を心がけましょう。
のどの腫れや炎症を伴う咽頭炎症状は3日間~5日間程度続くケースがありますが、完全にのどの痛みがなくなるまでには1週間程度の期間が必要になるケースもあります。
目ヤニや、目の充血症状に関しては10日間前後、症状が継続するケースが多く、点眼剤などの使用を行い治療を続けていくのが基本です。
基本的な3大症状がすべて治まるのは1週間~長くても2週間程度の治療期間が必要となるため、子供が感染者の場合は、お父さんお母さんはある程度長期的な治療を行う心構えが必要です。
尚、症状が治まっても、体内に侵入したウイルスが死滅しているとは限りません。
アデノウイルスは症状が治った後も2週間~時には1ヶ月程度に渡り、ウイルスの排出を続ける為、糞便などからの2次感染には最大の注意が必要です。
その為、プール熱を発生した児童は、基本的に1ヶ月程度プールへの参加はできません。
普段から食は身体を作る、と申します。
毎日の食にさりげなく身体に良いものを混ぜて、知らない間に強い身体を作ってみる、というのも予防策ではないでしょうか。
★毎日の主食・ご飯に混ぜて健康になってみてはいかがでしょう^^
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★水は、身体の源。1日に2Lの水は身体に良いとされています。水を良いものに替えてみてはいかがでしょうか。^^
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今回アデノウィルスについて調べてみて、よくわかりました^^
子供と接する機会もありますので、今回調べたことを活かせそうです♪