
最近、「トランスヒューマンの時代がもうすぐ来る」とテレビやネットで言われています。
トランスヒューマンって何?
ということで、トランスヒューマンについて詳しく調べてみました^^
シンギュラリティの世界
トランスヒューマンを書く前に、「シンギュラリティ」というものを説明したいと思います。
レイ・カーツウァイルが25年以上前に書いた、The Age of Intlligent Machinesという本の中では、ソ連が情報技術によって崩壊すること、コンピュータ技術の飛躍的な発展によって生活スタイルがガラリと変わってしまう ことなどが、しっかり描かれているといいます。
その彼が、シンギュラリティ(Singularity)によって人間とコンピュータの立場が逆転する可能性を言い出しているとの事。
シンギュラリティとは、「技術的特異点」と訳されています。
技術的特異点ってなに??
となりますよね^^;
この言葉は、もともとは、天体物理学の用語で、
宇宙時間において通常の物理学のルールが適用されなくなる時
のことを言うんだそうです。
ここでいうシンギュラリティは、「コンピュータの能力が人間を超える時」を言います。
そのシンギュラリティ―が訪れるのが2045年と言われています。
その時を多くの科学者が待ち望んでいる反面、人間世界の崩壊が始まるのでは、と危惧している人達もいます。
AI(人工知能)もシンギュラリティに入りますが、ホーキング博士(参考:Wikipedia)は、
「完全な人工知能を開発できたら、それは人類の終焉を意味するかもしれない」
と警鐘を鳴らしています。
◎AI(人工知能)はコチラの記事をどうぞ~→https://ukihana47.com/archives/8858
これも、人間以上の知能を持った機械が果たして、どのように動作するのかが予測がつかないためです。
それこそ、SF映画で、人工知能の政府が人間社会を統治したり、ロボットが人間を襲ったりする場面に見られる「人間とロボットの逆転現象」が起こるかもしれないからです。
血球サイズの極小ロボットは、すでに完成している!?
カーツウァイル氏(参考:Wikipedia)が、かねてから言ってきたのが、ICの次のパラダイム…
3次元の自己進化型分子回路
です。
これについて、かなり技術開発が進んでいるそうで、2010年、日本の物質・材料研究機構(NIMS)ナノ計測センターが、米国ミシガン工科大学および情報通信研究機構(NICT)と共同で、人間の脳に似たプロセスを持つ「進化回路(evolutionary circuit)」を実現しています。
有機分子層において、情報処理を行う回路が人間の脳神経(ニューロン)のように自己進化するプロセスを創製したというもので、これにより今までよりもさらに複雑な問題を解く可能性が出てきたということです。
有機分子層の自己組織力により、既存のコンピュータにはない自己修復性を有しており、ある神経回路(ニューロン)が失われた場合、別の回路がその機能を引き継ぐことが可能だそうです。
また、この分子層には知性が認められ、これによりアルベルト・クレディ(Alberto Credi)氏の「IQを持つ単分子層」の予測(2008年)を実現したこととなります。
人間の脳に似た自ら進化を遂げる回路で、さらに自己修復能力を持つ、まるで生き物のようなデバイスが2010年の時点でできていたというのです!@0@;
さらに、カーツウァイルは、2005年の時点で不老不死の可能性についても言及しています。
永遠の命
カーツウァイルは、自己複製・自己修復の能力を持ったナノテクノロジーが、人体の一部にとって代わることによって、永遠の生命を得る可能性を言っているのです。
人体の細胞にとって代わることのできるナノテクは、人間のような生物に対する
人工知能のインストール
です。
そして、
- 生き物は生殖不能に
- 全プロセスに特許、免許が設定され支配される
というのは、人類は、もはや生殖によって生み出される必要がなく、計画的なクローン培養によって生成され、それらには特許が設定される、と言っているのです。
いったい誰が特許を設定し、誰が人類を支配するのか?
全知全能の人工神が、です。
カーツウァイルは、このとき、ダーウィンの進化論と決別する時だ、と主張しています。
つまり、「人工神」が、人間(その時代では、人間と言えないかもしれないが)を必要分だけつくり、他の動物と同様、地球は人工生物種であふれかえる、と言っているのです。
すでにトランス・ヒューマンの実験は始まっているようです。
それは、ケムトレイルです。
ケムトレイルの成分は、
- 金属塩(酸化物のこと。アルミニウム、バリウム、チタン)
- 単繊維
- 有機体から人工的に合成された物質
の3つであることが分かっています。
最後の人工的に合成されたナノテクの有機体は、呼気や農作物から体内に入ると、人によっては勝手に体内で増殖することが報告されています。
特にケムトレイル噴霧が激しいアメリカ人は、トランス・ヒューマンの実験動物として使われているのかもしれません。
カーツウァイルによるシンギュラリティーの研究と開発には、googleとNASAが全面的に支援しているのです。
なんと、NASAの未来計画書にも同じことが書かれています。
◎you tubeでNASAの未来計画書についての動画を見つけましたので貼っておきますネ^^
↓
そして、最後に到達する世界が、「一つ目の世界」であると暗示しているのです。
人工知能、キリスト教の否定、ごく少ないテクノクラートによる地球の運営、無限のエネルギー開発…
こうしたキーワードが、すべて当てはまるのが「ツァィトガイスト(=時代精神)」です。
カーツウァイルが、否が応でも受け入れざるを得ない、と言っている世界はこうした世界です。
トランスヒューマンとは?
上記のことをまとめてトランスヒューマンと言うようです。
人間(と先で言うのかわかりませんが)が進化する(機械や人工的なものと融合して)ことを言うようですね。
まとめますと、
- 3次元の自己進化型分子回路で自己修復可能
- 人工知能を体内に取り入れる(又は意志疎通的なことができる)
- ナノテクの有機体で簡単に体内で増殖
等、想像もつかないような人間の合理的な姿が現実になるというのです。
少し難しいかもしれません。
しかし、よく映画やアニメなどであることが現実になっていく…と言えばわかるでしょうか。
◎このアニメは一番トランスヒューマンの言葉に近いのじゃないでしょうか。
(BY. you tube)
↓
このアニメのように、脳同士で会話が出来たり、いろんなネットワークに脳をつないで情報を得ることが可能になる時代が来そうです。
まとめ
ここ、5~10年ですごいものを目にするかもしれませんね。
既に、マイクロチップを体内に埋め込んでいる人が50万人いる(2016.12.4現在)、とテレビでも言っていましたし、生きている間に高確率で時代が変わる様を見ることになるでしょう。
そのための、心の準備が今から必要だと思われます。
時代についていく事が生き残ることにつながるのですから。
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