発達障害の症状とはどんなの?①~種類などはあるの?~

asperger_man

先日、某タレントさんが、「発達障害を告白」されました。
とても勇気の要ることだったのではないか、と思います。

この告白を知って、「発達障害」って??
と思った方もいると思います。

そこで、発達障害の症状について詳しく調べてみました。

 

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発達障害の定義

 

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日本における発達障害の定義は、平成16年に制定された発達障害者支援法によって定められており、世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)の基準に準拠しているそうです。
この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する

脳機能の障害

であって、その症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいうそうです。

このように、発達障害とは脳機能の障害の総称であり、幼い時に発覚することが多い障害だと定義づけられているんだそうです。

 

◎文部科学省では各発達障害の種類や定義について以下のリンクで詳しく記載しています。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/004/008/001.htm

 

発達障害はどれくらいの割合でいるの?

 

文部科学省の2012年の調査によると、通常学級に在籍する児童・生徒の中で発達障害の特徴を示す子どもは全体の

約6.5%

という結果になったとの事。

これは、診断を受けている子どもの数ではありませんが、その特徴を示す子どもが

約15人に1人

の割合でいるということになります。

また、

  • 自閉症の発現率…0.3~0.5%
  • 広汎性発達障害全体1%以上

 

との調査結果もあり、女性よりも男性のほうが多いという調査結果もあるそうです。
それでは、「発達障害」の種類はどんなものがあるのでしょうか。
次の項ではその種類に関してまとめてみました。

 

 

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発達障害の種類は?

 

下記では、ICD-10に準拠した分類のものを簡単にまとめてみました。

 

■広汎性発達障害(PDD:pervasive developmental disorders)
自閉症・アスペルガー症候群・レット障害・小児期崩壊性障害・特定不能の広汎性発達障害を含んだ総称。

■注意欠陥・多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)
年齢的に相応した言動などに不注意・多動・衝動性の症状が複数見られる。

■学習障害(LD:Learning DisordersまたはLearning Disabilities)
知的には問題はないが「読む・書く・計算」などの特定の能力を要する学習が極端に困難な状態。

■知的障害
知的な発達の遅れがある。
知的障害は発達障害者支援法では発達障害には含まれませんが、自閉症の中には知的障害を伴う方もいます。

 

それでは、一つ一つここで分類した発達障害の特徴などを詳しく下記の項で説明します^^

 

 

広汎性発達障害とは?

 

特徴としては、対人関係・社会性やコミュニケーション能力に障害があり、物事に強いこだわりがあり、また感覚が異常に過敏(または鈍感)であったり、想像力の障害などもあります。

 

具体的には、

  • 自分の気持ちを伝えること、視線を合わせること、友達関係をうまく築くことなどが困難
  • 言葉の発達に遅れや偏りが見られることもある。
    言葉の遅れがある場合は、質問に対してオウム返しをしたり、単語だけで話をしようとする。
    会話も一方的になりがち。
    遊びのルールが理解できなかったり、共同作業などが困難。
  • におい接触刺激痛みなど特定の感覚に過敏性を示したり、鈍さを示したりする。
  • 生活習慣偏食同じ服をいつも着るなどの特徴的なこだわりを持ったり、特定の興味に熱中する。
    また、くるくるとまわったり手のひらをひらひらさせたりする行動がよく見られる。

 

というような行動が見られます。

 

 

注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは?

 

ADHDは「注意欠陥・多動性障害」と呼ばれることが多いですが、2014年に日本精神神経学会により「注意欠陥」が「注意欠如」に改名されたので、正式には「注意欠如・多動性障害」という名称だそうです。

しかしながら、現在でも「注意欠陥」を使う人が多いそうなので、本記事ではこちらを障害名として使っていきたいと思います。

 

特徴は、

  • 「不注意・多動性・衝動性」といわれる
  • 「落ち着きがない」「集中力がない」などは誰にでもある行動のようにも見えますが、ADHDの場合には社会的な活動や学業、日常に支障をきたすほどの症状が見られる

 

具体的には、

  • 不注意忘れ物大切なものでも失くしてしまうことが多く、うっかりしたミスを何度も繰り返してしまう。
    周りからの刺激があると気が散りやすいことから注意力散漫ともいわれる。
  • 多動性:「静かにしましょう」という簡単な指示にもおしゃべりが止まらなかったり、席についていられずに歩き回ったりしてしまう。
    座っていても、モジモジと手や体を動かしつづけてまう。
  • 衝動性:衝動が抑えられず、不適切な場所でも大きな声を出してしまったり突発的な行動が目立つ。
    順番を待つことや我慢することが苦手で、イライラしやすく、思い通りにいかないと些細なことで手をだしてしまうこともある。

 

学習障害(LD)とは?

 

学習障害(LD)は、2013年に出版されたアメリカ精神医学会の『DSM-5』(『精神障害のための診断と統計のマニュアル』第5版)においては、新たに限局性学習症/限局性学習障害という名称・分類に改められたとの事。

しかしながら、現在でも「学習障害」を使う人が多いので、本記事ではこちらを障害名として使っていきます。
特徴は、

基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、読む・書く・聞く・計算などのある特定分野における理解・能力取得に極端な困難さがあります。

 

具体的には、

 

  • 能力に偏りがあり、たとえば人よりも計算はできるが漢字がうまく書けないといった場合もあるため、努力不足などと誤解されやすい
  • 目から入ってくる情報処理がスムーズに行えず、図形や似たような漢字や文字などが理解できないこともある。
  • 文章のどこを読んでいるのか突然わからなくなってしまったり、頭痛が起こったりする。
  • 叱られることや注意されることが多くなると、自信を失ったり、やる気を失ったりしてしまいやすい。

 

 

知的障害とは?

 

知的障害の特徴は、日常生活や学校生活の上で、知的能力の発達の遅れから、学習やコミュニケーション、認知の困難が見られます。
また、生活能力・適応能力にも困難が見られるとの事。

知的能力と適応能力の両方の側面から軽度・中度・重度・最重度の4つに分けられているそうです。

 

具体的には、

  • 言語能力の遅れ:言葉を覚えるのが遅い、言葉数が少ないなど
  • 運動能力の遅れ:寝返りや歩行が遅い、ご飯を食べるのに時間がかかるなど
  • 社会性の遅れ:友達と上手く遊べない、一人でいることが多いなど
  • 適応能力の遅れ:身辺自立、買い物、交通機関の利用、金銭管理などの困難

 

 

というような感じのまとめとなりました。
次は、「自分が発達障害ではないか?」と疑いを持ったときに、セルフチェックの判断など、どうやるのか?などを調べてみたいと思います。

◎長くなりそうなので、「発達障害の症状とはどんなの?②~セルフチェック等~(→http://ukihana47.com/archives/9859)」に続きます^^

 

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