喉のイガイガ!原因はなに?

主人が、かなり長い期間、

「喉がイガイガする」

と言いました。
私は、単に風邪かな?と思いましたが、主人のイガイガはしょっちゅうあるように思いましたので、“もしかしたら、何か原因があるのかも…”と心配になってきました。

そこで、喉のイガイガの原因について詳しく調べてみました。

 

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目次

イガイガとはどういう症状なの?

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いったい喉がイガイガする、というのはどういった状態なのか?
下記に書き出してみました。

 

  • 喉が痛い
  • 喉に違和感がある
  • しゃべりにくい
  • 声がかれる
  • せきや痰が出る
  • 息がしにくい

 

こんな症状の方は、次の原因を見てみましょう^^

 

イガイガの原因は?

 

イガイガの原因は、

 

喉が炎症を起こしている

 

からです。

 

炎症を起こすと神経が刺激されるので、違和感があったり、痛みを感じたりします。

炎症を起こす場所は、

  • 喉の粘膜
  • 扁桃腺
  • 喉の奥の喉頭
  • 喉頭の入口の喉頭蓋

などがあります。

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出典:こだま耳鼻科  http://kodajibi.com/page_nodonoshikumi.html

 

 

なぜ喉が炎症を起こすのか?

 

喉は空気と食べ物の通り道であり、外から一緒に入ってくる病原体と接する場所でもあります。

そのため、環境の変化や身体の疲れなどによって喉の粘膜の抵抗力が弱まると、すぐに感染を起こしてしまうのです。

炎症を起こす理由を下記で細かく調べてみました。

 

ウィルスや細菌などの感染

 

空気は呼吸をするときに鼻と口を通じて気道へ入ります。

ウィルスや細菌などが一緒に入ってくると、病原体の侵入を防ぎ戦うために免疫が作用します。

そして喉が赤く腫れたり痛くなったりして炎症を起こすのです。

 

タバコやアルコールの刺激

 

タバコの煙には、ニコチンやタールなどの有害ガスが含まれるので、喉の粘膜を刺激して炎症が起きます。

また、過度な飲酒も喉の粘膜を傷つける恐れがあります。

 

空気の乾燥や声の出しすぎ

 

空気が乾燥すると喉の粘膜が傷つきやすくなり、病原体を遮断する働きが鈍くなります

すると簡単にウィルスや細菌が身体に入ってきて炎症を起こしやすくなります。

また、声を出し過ぎたことによって声帯が炎症を起こすこともあるとの事。

 

 

胃食道逆流症

 

胃酸と消化酵素が胃から食道に逆流することで、食道に炎症が起きます。

胃食道逆流症は、胃の中のものが食道に逆流しないように防いでいる筋肉の圧が低くなることで発症します。

胃の粘膜は胃酸で損傷しないように保護されていますが、食道にはこのような保護膜がないので、胃酸などが食道へ逆流すると、食道の粘膜を刺激して喉が焼けるように痛くなったり胸やけが起きたりします。

人間の胃は、強い酸性の胃液で満たされています。

通常、胃は粘膜で覆われているため、胃液で溶かされることはありませんが、何らかの理由で胃液が食道へと逆流してしまうことがあります。

これを胃食道逆流症といいます。
胃液によって食道が溶かされ、炎症が見られるのが逆流性食道炎です。

 

口腔アレルギー症候群

 

原因となる特定の食べ物を食べることによって、口の中や喉が痒くなったりヒリヒリしたり、口唇や口の中の粘膜が腫れるといった症状が現れるそうです。

 

特定の食べ物が原因となることから、食物アレルギーの一種だと考えられており、食べ物の中でも果実を食べた時に症状が多く見られるとの事。

 

アレルギーの原因となる果実と花粉には一部似た部分があるので、口腔アレルギーを発症する人は、花粉症を合併することもあります。

 

心身症

 

原因となる疾患がなくても、喉に違和感を覚えることがあります。

現代人は何かとストレスが多い生活を送っていますが、許容量を超えた時に耐え切れなくなると、心身のバランスを崩してしまいます。

  • 喉の違和感
  • 口の中が渇く
  • 舌がピリピリする

などの症状は、ストレスと深く関連していると考えられています。

 

気管支が弱っている

 

気管支が弱っていることで、気管支内の薄い粘膜の部分がむくみを引き起こし、気管支自体が刺激に非常に敏感な状態になります。

気圧の変化や、朝夕の寒暖差などで咳き込みやすくなります。

 

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自分でできる改善方法は?

 

それでは、自分でできる改善方法は何か知っておくと、少しでも予防にもなって良いと思いますので、調べて書いておきます^^

 

原因の項でも書きましたが、タバコの煙も喉の粘膜を傷つけるので避けましょう。
またお酒もほどほどにして喉を労わるようにしましょう。

喉に下記のような刺激が強いものは避けて、のどごしが良く消化の良い物を食べるようにしましょう^^

  • 辛いもの
  • 苦いもの
  • 酸っぱいもの
  • 熱いもの
  • 冷たすぎるもの

逆に喉に刺激がないものは、

  • ゼリー、ポタージュスープ
  • おかゆ、煮込みうどん
  • 煮た野菜
  • 茶碗蒸し、豆腐、白身魚

です。

胃食道逆流症による炎症の改善方法

 

 

お腹の動きを意識しながら、食生活を改善しましょう。

改善方法としては、

  • 食べ過ぎない
  • 寝る前の食事は控える
  • 甘いもの、脂っこいもの、刺激の強いものを控える
  • 食べた後にすぐ横にならない
  • ベルト、ガードルやコルセットなどでお腹をしめつけない
  • 横向きに寝るときは、右を下にして消化を促す

になります。

 

口腔アレルギー症候群による炎症の改善方法

 

食物アレルギーの一種である口腔アレルギー症候群は、アレルギーの原因となる食べ物を食べた時に、喉や口に炎症が起きます。

 

まずは医療機関で原因となる食物を診断してもらうことが大切です。

食物アレルギーの基本は、原因食物を取り除くことです。

 

アレルギー日記をつけ、いつ、何を、どれだけ食べたか、現れた症状などの項目を残しておきましょう^^

そして、疑わしい食物を除去する、つまり原因となる食べ物が分かれば、避けるようにしましょう。

しかし、加熱処理をすることで抗原性がなくなり、食べてもアレルギー反応が起きない場合もありますし、加熱処理をしても重篤な症状が現れることもあります。

 

心身症による影響の改善方法

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強いストレスにさらされることで、身体に不調が現れます。

喉の違和感、息苦しさなどの症状は自律神経の弱まりによって起こることもあります。

現代人はストレスとは無縁ではいられません。
ストレスを上手に逃がす方法を身につけましょう。

キーワードは、「非日常」と「おきかえ」です。

 

非日常、=いつもと違うことをする

 

毎日仕事で外を飛び回っている人は、休日は家でのんびり休みましょう。
いつもと少し違うという感覚が心のリラックスに繋がります。

 

おきかえ=おきかえをする

 

仕事が忙しくてストレスがたまっている人は、休日に長時間ジョギングをしてみましょう。
身体は疲れても気持ちは軽くなっています。
仕事上の精神的ストレスが、走り疲れるという肉体的ストレスにおきかわったことになります。

 

ストレスを上手く発散させるためには、適度な運動や、快適な睡眠入浴などでリラックス非日常おきかえなどをして、ストレスを溜めないようにしましょう^^

 

その他

 

上記の他の改善策を下記に箇条書きに書いてみました^^

 

  1. 鼻からの呼吸にする

    口からの呼吸にすると、吸い込んだ空気が直接、気管や気管支を通るので乾燥してしまう状態にしてしまいます。
    そして、ウィルスなどの影響を受けることにもつながります。

    鼻からの呼吸に変えると、鼻毛が空気を濾過する状態になり、吸い込む粉塵やウィルスの影響から守ります
    同時に、直接吸い込む空気でカラダの中が冷やされるのを防ぎます
    また口呼吸が日常化してしまっている人は、他の病気の原因にもなるので、いち早く治すことをおすすめします。
  2. 専門家に委ねる

    炎症の自覚はあったとしても、どのような対処をしたらいいのかわからない場合もあります。
    炎症が慢性的になっているなら尚更です。
    自己判断せず、耳鼻咽喉科での診断を仰ぎましょう。
    場合によっては、体の違う部分からの連動した痛みや病のサインである場合があります。
    長引くようなら、専門家に相談しましょう。

  3. 食生活から治す

    原因を知り、対処法を見つけたとして、改善していったとしたって油断は禁物です。
    特に、粘膜は空気中の粉塵などに混じるウィルスには弱いもの。
    出来ることなら日頃から丈夫になるような工夫をしておく方がいいでしょう。
  4. レンコン、節レンコン

    泥の中で育ったレンコンは、体を温め喉にいいとされています。
    全体に丸い形のレンコンが泥レンコン。
    節がついているものだと効果も高いので、節付きのレンコンを選びましょう。
    生のまますりおろし、その汁を飲みます。
    大さじ一杯程度でも、効果はあります。

    直接飲むことに抵抗があるならば、みそ汁などの飲み物に加えるといいでしょう。
    最近は粉末になっているものも市販されてるので、簡単に摂取することができます。
  5. 大根ハチミツ

    大根をサイコロ大に切り、広口の瓶に7割ほど入れます。
    その大根にひとつまみほどを振り入れ、大根と塩を絡めます。

    すると、すぐに水が出て、しっとりとしてきます。
    次に、その瓶の中に大根が浸るほどにハチミツを入れます。
    またすぐに大根から出た水で水量が増えてきます。
    ハチミツが溶け、大根から出た水気と混じったエキスが出来上がります。
    そのエキスをそのまま飲んでも良いですし、薄めて飲んでもかまいません。
    咳止めとして、かなり有効です。
    ★国産のハチミツは、楽天でも購入できます♪^^見てみる

 

ハチミツは身体に良い、とよく聞きますが、大根と合わせるなんて知りませんでした^^;

★地域の診療科目で病院を探したい方はこちらのサイトはいかがでしょうか。



 

まとめ

 

今回調べてみて、「右を下にして寝る」(消化を促す)というのにビックリしました^^;
私は、いつも左を下にして寝るクセがありましたので。

イガイガの原因にも色々あるんだなぁ、と改めて感心させられました。

主人のイガイガは、深刻ではない感じだとホッとしていますが、深刻なことにならないように予防のお手伝いをしたいと思います^^

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