飛鳥時代のわかりやすい漫画【天上の虹】とは?

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歴史が好きではない私にとって、歴史を分かり易く覚える方法の一つに「漫画」がありました。
歴史は好きではないけれど、比較的好きな時代がありました。

それが、「飛鳥時代」「奈良時代」と「平安時代」です。
そこで、飛鳥時代のほうで、わかりやすく漫画にしてくれた「天上の虹」が今年(2015年3月に最終巻発売)完結を迎えたのをきっかけに、詳しく調べてみることにしました。

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「天上の虹」はどの時代の話か?

その前にまず、作者などを調べてみました。
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作者は?

天上の虹」は、里中満智子先生が描いた漫画です。
この作品は、1983年に連載が始まり、2015年に終わりました。
実に32年
漫画家としては、2014年に漫画家として50周年をお迎えになりました。
「天上の虹」は、コミックスでは全23巻、文庫版では全11巻になります。

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「天上の虹」はどの時代?

日本の第41代天皇である持統天皇の一生を通して、その時代背景と共に描かれた物語です。
持統天皇は、大化元年(645年)~大宝2年(703年)の58年の人生でした。

時代としては、飛鳥時代です。
飛鳥時代は、592~709年。

持統天皇が亡くなられた7年後に、710(ナント大きな平城京)年の奈良時代が来るワケですね。

系譜

一応、わかりやすいように、持統天皇の系譜を入れときますね^^

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「天上の虹」はどういう内容か?

大化元年(皇極4年)(紀元645年)の初夏。時の女帝・皇極天皇の長子・中大兄皇子の寵愛する夫人・蘇我越智娘との間に第2子となる女児が誕生した。
この女児がのちの持統天皇鵜野讃良皇女(うののさららのひめみこ)である。

讃良が誕生してからすぐの、6月19日。
中大兄皇子によるクーデターが発生した。それが大化の改新である。
中大兄は、中臣鎌足と遠智娘の父である蘇我倉山田石川麻呂と手を組み、蘇我氏を倒そうと計画していたのだ。
中大兄に討たれた蘇我入鹿の亡骸を見た、父・蝦夷は天皇家との戦を避け、屋敷に火を放ち自害した。

中大兄皇子の母が退位し、叔父である軽皇子が即位し、孝徳天皇となった。
このクーデターの成功により、父・蘇我倉山田石川麻呂が右大臣となった遠智娘であったが、夫がどんどん遠い存在になっていく事に不安を抱いていた。

中大兄皇子の正妃・倭媛の父で中大兄の異母兄・古人皇子が中大兄皇子の命によって、古人皇子が出家して籠っていた吉野山で処刑された。
中大兄の次弟・大海人皇子は兄のあまりの残忍さに、次第に兄を恐ろしく思うようになる。

同じ頃、倭媛のお見舞いのため、彼女の宮を訪れていた遠智娘。
彼女から、中大兄皇子の冷酷さをぶちまけられた。
その上で、なにがあっても決して中大兄に逆らわないよう、忠告された。

讃良が4歳になり、突如、中大兄によって、祖父・倉山田石川麻呂に謀反の疑いがかけられ、倉山田石川麻呂は一族を連れて飛鳥へと逃げ帰り、菩提寺・『山田寺』に篭った。
父・倉山田石川麻呂の無実を懇願する遠智娘だったが、倭媛から制止された。
結局、倉山田石川麻呂は自害に追い込まれた。

夫が父を自害に追い込んだことにより、彼を恨み憎悪する遠智娘。
中大兄から心無い行動により、越智娘は精神を破壊されてしまった。
翌年の冬。遠智は第3子となる男児・健皇子を産み、正気に戻ることなくこの世を去った。

祖父を自害に追い込み、母が正気に戻ることなく亡くなったことで、讃良は父への怒りと憎しみを抱き、父より偉くなることを誓う。
鵜野讃良の政治家への人生の幕開けだった。

その後も、父・中大兄皇子(のちの天智天皇)は、讃良の人生に立ちはだかった。
父が亡くなると、夫、皇太子問題、様々な悩みが出てくる。

いろんな問題を持前のバイタリティで乗り越えていく讃良。
讃良の周りの人物も立場や心情がきちんと描かれていて、とても見やすく分かり易い漫画となっています。

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「天上の虹」その後は?

実は、「天上の虹」の作者の里中満智子先生は、その後の話も漫画で描いてらっしゃいます。

★「天上の虹」での主人公・持統天皇(鵜野讃良)のひ孫、聖武天皇・首皇子(おびとのみこ)の時代、長屋王が無実の罪で自害させられた話を描いた漫画。【新品】【漫画】長屋王残照記 全巻セット

★聖武天皇の娘・阿部内親王(のちの孝謙天皇・称徳天皇)の話を描いた漫画。女帝の手記 全巻セット

この2つの作品も見ましたが、素晴らしかったです。
特に「長屋王の変」を描いた「長屋王残照記」は、読んだ後怖くて眠れなかったです^^;
そして、それ以降、生駒山を見ると、「あの山に長屋王吉備内親王の遺体が葬られたんだなー」と思うようになりました。

生駒山は、何か怖い感じがしていたと思ったら…。
と、怖い話はまた機会があれば記事で書きたいと思います^^

まとめ

この漫画を見て、奈良の歴史的建造物を見ると、また違う感じがすると思います。
天上の虹は、私が学生の頃からある作品ですし、「いつ、完結するのかな?」と思っていましたら、いつの間にか今年完結になっていたことを最近知りました。

里中満智子先生の歴史ものの漫画は、歴史が苦手な人な私にとって大変助かりました。
そして、歴史が大っ嫌いになるのを防いでくれました^^

先生!長い間(天上の虹)、お疲れ様でした^^
これからも、歴史漫画をよろしくお願いします。


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